ラストオブアスパート3が本当に出るのであれば、10年に渡りシリーズの顔だったエリーを置き去りにするときが来ただろうと示唆、その理由とは？
ラストオブアスパート3が本当に出るのであれば、10年に渡りシリーズの顔だったエリーを置き去りにするときが来ただろうと示唆、その理由とは？としていて、ネタバレ的な部分が描かれているので、未プレイの人は要注意ですね。
先日、『The Last of Us（ラスト・オブ・アス）』の第3章について、フランチャイズの生みの親であるニール・ドラクマン氏がドキュメンタリー番組「Grounded II（グラウンデッドII）」の中で語ったことが、世界中のゲーマーの間で話題になった。シンプルなフレーズで、ドラクマン氏は『この物語にもう1つの章がある』可能性に言及し、過去10年にわたって展開された『The Last of Us』の出来事に言及した。
しかし、私はドラクマン氏とノーティドッグが、2013年の『The Last of Us』と2020年の『The Last of Us Part II』で描いた既成のストーリーから脱却することを切望している。『ラスト・オブ・アス』の世界で間違いなく最も重要なキャラクターであるエリーは、ついに引退して置き去りにされるべき時が来たのだと思う。
注意してほしい： もしあなたが『The Last of Us Part II』をプレイしていないなら、この記事はプロットの全てをネタバレしてしまうだろう。
ノーティドッグはすでに、エリーの物語から遠く離れた第3弾タイトルの構想を練っているのかもしれない。The Last of Us Part IIの終盤、彼女は事実上すべてを失い、ワイオミング州ののどかな農場で若い家族と平和に暮らすこととは対照的に、復讐の道を燃やして宿敵を追い詰めることを選んだことが明らかになった。アビーのサークルを壊滅させた後、彼女の物語は完結し、ゲームの敵役を比較的無傷で逃がした後、彼女の旅が終わりを迎えたことが明らかになる。
『ラスト・オブ・アス Part II』のラストシーンでエリーに残された道はほとんどない。彼女は悲劇的に、彼女の最大の恐怖に屈することになるのだ。人間にも病気にも荒廃した世界にひとり取り残されるのだ。
私は、未知のキャラクターが登場する新鮮な舞台で、まったく新しい物語を作りたい。それは『慣れ親しんだもの』からの切り離しとなり、これまでのストーリーを断ち切ることになるだろうが、実際のところ、2013年の『The Last of Us』は一発屋的なタイトルになる可能性もあった。
最近、ノーティドッグはマルチプレイヤー・ベースの『ラスト・オブ・アス』タイトルのキャンセルを発表したが、これはスタンドアローン・プロジェクトで、多数の新キャラクターや新ロケ地をフィーチャーしたものだった。それはとてもエキサイティングなことだったが、その理由はただひとつ、この国の他の地域がどうなっているのか見たかったからだ。
『ラスト・オブ・アス』がパートI、パートIIと進むにつれて、黙示録後の国のさまざまな地域を垣間見ることができ、ストーリーはどこでもほとんど同じだが、その可能性の広さには圧倒される。『Fallout』が新作を出すたびにプレイヤーを新たな舞台へと誘うように、『The Last of Us』もパートIIIではプレイヤーをまったく新しい場所へ連れて行ってくれるはずだ。
そう、ノーティドッグはエリーが指揮を執ることで、それを実現できるかもしれないが、あの世界ではもう彼女のキャラクターには何も残されていないと思う。彼女は10年以上にわたってゲームの顔であり続け、その物語はすでに演じ尽くされた。1作目から2作目にかけて、彼女はキャラクターとしてますます引きこもり、幻滅し、残忍になっていった。『TLOU II』で彼女の恋の相手であるディナとのシーンが少し描かれたのを除けば、エリーの歩んできた道は、別のイテレーションでプレイヤーが楽しく探索するにはあまりに暗い道へと続いている。
アビーと蛍には何かありそうだが、ファンからの反発は大きいだろうか？
パラダイムシフトには大賛成だ。リスクや危険、敵対する派閥をはらみつつ、自由に開拓・探索できる広大なエリアを舞台にしたオープンワールドの『ラスト・オブ・アス』でも構わない。それは私の好みだが。『ラスト・オブ・アス』の熱烈なファンである私としては、どんな形であれストーリーの続きが気になる。
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ラストオブアスパート3ではエリーの物語が描ききられているとして、もう彼女に残されたシナリオはないと断言していますね。それだけに、新しいキャラクターで心機一転したほうがいいとしていますね。