ポケットぺアは、パルワールドを最初は4人で制作していたものの、完成できず、10億円の予算と40人で作り上げたと語るとしていて、その辺はインディーの枠内ではあるものの、お金はそれなりにかけたゲームだった事が判明していますね。
パルワールドの製作には莫大な費用がかかり、ポケットペアの溝部拓郎社長はその一切を管理したくなかった。
Note.comに投稿された長い記事の中で、溝部氏はパルワールドの製作にどれだけの費用がかかったか、また彼がどのように会社の予算を管理したかについて述べている。
溝部氏によると、パルワールドの開発費は10億円、現在の米ドルで約675万ドルだそうだ。
とはいえ、彼はゲームのコストを心配したくなかった。
『まともな会社であれば、予算を管理せずにゲームを開発することは不可能でしょう。』
『ポケットペアはまともな会社ではありません。』
溝部氏は、予算管理は労力に見合うコストだとは感じていないという。
また、当初は『メジャーなゲーム』を作りたくなかったという。パルワールドはもともと、何年も同じことに取り組む意欲がなかったため、1年以内に作って完成させる予定だった。
『ポケットペアという会社は、明らかに大型タイトルを作るのに向いていない』と、当時、社員が10人しかいなかったことに触れた。
『そんなイメージはまったくなかった。』
溝部氏は結局、最初は4人のチームを作ってゲーム制作に取りかかった。
その目的は、『すぐに作って、すぐにリリースし、ユーザーの反応を見ること 』だったという。
結局、ゲームは1年では完成せず、リリースもされなかった。
実際、溝部氏はこのゲームが『ひどい』ものであり、リリースできる状態にはほど遠かったと語る。
『思い描いていたゲームを実現するには、人手も資金も開発期間も足りないことがはっきりしました。』
そこで彼は、実際にゲームに予算をかける価値がないと判断したのです。
『予算の上限は、銀行口座の残高がゼロの状態から始まります。それがゼロになると、お金を借りることができます。』:
『その場合、予算管理は必要なのでしょうか?』
溝部氏は、お金を借りてでもゲームに取り組み、人を雇い、パルワールドのあるべき姿を作り上げ続けたという。
この決断から3年の間に、パルワールドのためにさらに40人が雇われ、スタジオはさらに多くの人手を外注した。
『まだアーリーアクセスに入るのがやっとの状態で、真の完成にはほど遠い』と溝部氏は言う。
このゲームは1月18日からアーリーアクセスが開始され、売上は500万を突破した。Steam史上2番目にプレイされたゲームにもなった。
最初は4人で作っていたというインディーゲーで、そこで全くいい物が作れず、銀行に融資してもらい、40名を集めて10億円で完成させたとしていますね。結果大成功していますが、これが長続きするかどうか?