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セガの機密文書が海外で大量に見つかる、サターン時代のセガの海外での動向や、日本での成功していた頃の話が伝わる


セガの機密文書が海外で大量に見つかる、サターン時代のセガの海外での動向や、日本での成功していた頃の話が伝わるとしていて、セガが分岐点となるサターンでのターミングポイント前での出来事が焦点になっていますね。


マイクロソフトによるアクティビジョン・ブリザードの買収を阻止しようとするFTCの裁判が終結し、買収が実行されるか否かを左右する決定が今にも下されそうな中、Xbox、プレイステーション、そして『コール オブ デューティ』や『マインクラフト』といったタイトルに関連する情報の宝庫が姿を現した。

『ホライゾン フォービドゥン・ウエスト』や『ラスト・オブ・アス パートII』といったプレイステーション専用AAAタイトルの予算は2億ドル以上と、大予算映画に匹敵することがわかった。『Minecraft』はSwitchでXboxの4倍の収益を上げている。そして、Xboxのフィル・スペンサー氏が、ベセスダの今後のタイトルをすべてPCとXbox専用にすることを決定した。

しかし、これはすべてマイクロソフト、任天堂、ソニーの現在のコンソール戦争に関連する2023年のニュースであり、任天堂、セガ、ソニー、そしてニンテンドー64、セガサターン、そして登場したばかりのソニープレイステーションのようなコンソールがすべてだった1990年代半ばから後半はどうだったのだろうか。さて、当時のセガ・オブ・アメリカの機密文書をまとめた272ページにも及ぶ巨大なPDFがネット上に公開され、いくつかの興味深い事実が明らかになった。

『1996年3月28日付の電子メールに、セガ・アメリカの元CEO、トム・カリンスキー氏がこう書いている。『(日本では)どの店でもサターンのハードは売り切れで、プレイステーションの山がある。小売店は、サターンは正確に測定する前に売り切れてしまうので、本当の販売率を比較できないとコメントしている。』

『販売員、小売店、アナリスト、メディアなど、すべてのスタッフに日本で起きていることを見てもらい、理解してもらいたいものです。そうすれば、なぜ私たちが最終的にここアメリカで勝てるのかを理解してもらえるだろう。もちろん、その結末はわかっている。セガ・オブ・アメリカは、日本本社との緊張関係から、セガサターンの発売で不意をつかれたのだ。』 

文書によれば、1996年のセガサターンの小売マージンは、サターン1台あたり15ドル程度と極めて薄く、そのため小売店は利益率の低さからゲーム機を放棄しようとしていたほどだった。また、32Xやジェネシス(またはメガドライブ)用セガCDのようなハードがセガのブランドを傷つけたことも確認されている。言うまでもなく、『ソニーの製品(ソフト)は我々より良く見える』と認めている。

トム・カリンスキー氏は翌年セガを去ることになり、セガは最後のゲーム専用機、セガ・ドリームキャストを世に送り出した後、サードパーティの開発スタジオとパブリッシャーに軸足を移すことになる。

FTC対マイクロソフトの大事件と同様、この文書は企画報告書や広告の絵コンテなど、1990年代半ばの宝の山である。


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サターンは海外での販売に失敗し、日本だけが一定の成功を収めたハードになりましたよね。ドリームキャスト以前にセガがプレステとライバルでしのぎを削ったのは1996年までですね。

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