ニンテンドースイッチエミュレーター『Yuzu』が和解したことで、共有していた3DSエミュレーターCitraもオフラインになった事が明らかに
ニンテンドースイッチエミュレーター『Yuzu』が和解したことで、共有していた3DSエミュレーターCitraもオフラインになった事が明らかにとしていて、3DSの場合生産が終了して、ソフトももう出ないですが、任天堂が強く出る事はあるのか？
ニンテンドースイッチのエミュレーター『Yuzu』の開発者は月曜日、任天堂と突然の和解に入り、ゲーム会社に240万ドルの損害賠償を支払い、エミュレーターの開発と配布を中止することに同意した。この和解の結果、Yuzuと開発者を共有していた3DSエミュレータCitraもオフラインになった。
CitraのTwitterアカウントは、もともとYuzu Discordで共有されていた 『Yuz-ers and Citra fans 』宛のメッセージを投稿し、『YuzuとYuzuのCitraサポートは、即座に中止される 』と述べた。
Citraのコードを保管しているGithubリポジトリも閉鎖された。『Yuzu』と任天堂との和解では、エミュレータ開発者は 『被告またはそのメンバーが所有または管理する、任天堂の知的財産に関わる他のウェブサイトまたはシステムを、直接的または間接的に、原告の管理下に明け渡し、永久に使用を中止する 』ことに同意した。
任天堂の訴訟は、技術的にはTropic Haze, LLCを対象としていた。Tropic Haze, LLCは、おそらくYuzuの開発者がPatreonの収入を扱いやすくするために設立した会社である。
Citraは、実はYuzu（そしてNintendo Switch自体）よりも数年前から存在していた。2014年に初めて作成され、時間の経過とともに、PCやAndroid携帯で3DSハンドヘルド機をプレイするための事実上のエミュレータとなった。Citraのコア開発者の多くはYuzuに移ったが、当然のことながらYuzuが彼らの大きな焦点となった。Switchはより新しく、よりエキサイティングなゲーム機であり、Yuzuのパトロンが儲かることが証明され、最終的には2023年の『ゼルダの伝説ティアーズオブキングダム』の発売前後に毎月数万ドルを稼いだ。
3DSエミュレータは、現在の名前ではおそらく消滅しているだろうが、これで終わりではないかもしれない。多くのオープンソースソフトウェアと同様、Citraには多くの貢献者がおり、その中にはYuzuの開発者とは無関係と思われる人もいる。エミュレータのコードのアーカイブやフォークがすでに存在しているのは間違いないだろう。
現役バリバリのスイッチとは違い、生産も終了して一線を引いた3DSの場合、そこまで強く出る事はないかもしれないですね。しかし、Yuzuと共に紐づけされたエミュレーターも停止したようですね。