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ニンテンドースイッチ後継機はどうなる?過去の事例などを鑑みてその可能性を予想



ニンテンドースイッチ後継機はどうなる?過去の事例などを鑑みてその可能性を予想へとしていて、海外では400ドルという噂が流れていますが、果たしてどの程度に落ち着くのか、そして今年本当に出るのかという話になりますね。


任天堂は、ゲーム業界を牽引してきた大手ゲームメーカーの代表格として、長年活躍を続けています。「スーパーマリオ」や「ゼルダの伝説」といった名作シリーズを多数手がけると共に、歴代のゲーム機も高く評価されました。

 特に、現時点で最新の機種となる「Nintendo Switch」(以下、スイッチ)は、2017年3月の登場以来、コアなユーザーからカジュアルなプレイヤーまで、老若男女も問わず幅広い層から人気を集めています。

 2023年9月時点で、スイッチシリーズの累計販売台数は1億3000万台を超え。ニンテンドーDS(1億5402万台)にこそわずかに及ばないものの、当時一大ブームとなったWii(1億163万台)を上回っており、今の勢いが実績に裏付けられていることが分かります。

 こうした好調ぶりを見せる一方で、スイッチは今年の3月3日で7周年を迎えるなど、一般的なゲーム機のサイクルを大幅に超えつつあります。そのため、特に最近は「スイッチの後継機がそろそろ出るのでは?」といった推測や噂話が、国内外で飛び交っている模様です。

 いずれも正式な発表とは無縁の予想・予測に過ぎませんが、こうした話題が盛り上がるのは、任天堂の次世代機を求めるゲームユーザーが多い証でもあります。そんなユーザーたちが、どんな「スイッチ後継機」を求めているのか。ネットに広がる声を中心に、要望の多いポイントに迫ります。

●描画や処理など、基本性能の向上
「スイッチ後継機」に求める要素として最もポピュラーなのが、基本性能の向上です。これまでも新しいゲームが出る際、その性能は常に進化し続けてきましたが、今回はより大きなステップアップを望むという意見を頻繁に見かけます。

 任天堂はプラットフォーマーなので、スイッチについて熟知しています。そのため、発売直後でも『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』のような素晴らしいオープンワールド作品を生み出せましたが、他のソフトメーカーでは同じような開発はまず無理でしょう。

 性能面での物足りなさを、開発側の工夫次第で乗り越えられることは可能です。しかし、それもやはり限度はあります。近年でも、『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』において処理落ちやカクつきが発生し、一時期話題となりました。

 ゲーム機の性能を上げれば、それだけで問題が全て解決するわけではありませんが、快適なゲーム体験を提供しやすくなったり、高いスペックを要求したりするゲームを作りやすくなるのは事実です。

 2025年発売予定の『グランド・セフト・オートVI』や『モンスターハンターワイルズ』のような、AAA級タイトルを遊べる高性能なゲーム機になって欲しい──こうした願いを「スイッチ後継機」に求める声は少なくありません。

好評だった「携帯性」は?
機能を携帯プレイに限定し、価格も下がった「Nintendo Switch Lite」も好評を博した

●携帯の利便性は時代にマッチしており、引き継ぐ可能性は十分アリ
 スイッチならではの特徴といえば、「据え置き機と携帯機の両立」を外すことはできません。発売前は、スマホの勢いに携帯ゲーム機が押されていたこともあり、「スイッチの携帯性は、求められていない無駄な機能だ」といった意見も見受けられました。

 しかし蓋を開けてみれば、TVやモニターに縛られることなく、出先はもちろん家のなかでも場所を選ばずに遊べるスイッチの利便性は評価され、好評を博します。友達同士で集まった際に、ローカル通信によるマルチプレイのしやすさも利点となりました。

 こうした成功を「スイッチ後継機」が引き継ぐのか、それとも方向性を全く変えるのか、いずれも可能性のある話なので断言はしにくいところ。ですが、スマホの普及で相対的にTVの重要性が下がった今、自室にTVがない人も少なからずいます。

 そうした人々が、据え置き型のゲームを遊ぶためにTVやモニターを購入することは、いささか腰の重い話でしょう。スイッチのようなモニタ一体型のゲーム機は、そのニーズに応える最適な選択と成りえます。

 スマホの利便性が定着し、場所や時間に縛られない生活が当たり前になっている今、スイッチの携帯性を後継機が引き継ぐ理由は十分あります。スマホより画面が広く、物理キーによる入力で手応えも感じられるため、味わえるゲーム体験の質が増すのも大きな利点です。

●スイッチのソフトも遊べる「互換性」を望む声も
 任天堂のゲーム機、特に近年のものは、前世代機との互換性を持つものが多くあります。例えばWiiは、ゲームキューブのソフトも遊べましたし、Wii UはWiiのソフトをプレイできました。携帯ゲーム機は特に顕著で、ゲームボーイ→ゲームボーイアドバンス→初代ニンテンドーDS→ニンテンドー3DSと、いずれも前世代機のゲームに対応しています。

 ただし、現行のスイッチはWii Uソフトに対応しておらず、『マリオカート8 デラックス』のように、Wii U版をベースにスイッチ版が作られるといった形になりました。

 ユーザーからすれば、前世代機のゲームが遊べる「互換機能」があれば、ソフトという資産を引き継げるので助かります。またメーカー側にも、発売初期につきものの「ラインナップの少なさ」をカバーできるため、ユーザー離れを引き止めやすくするメリットがあります。

 一方で、互換機能の開発や搭載にはお金と手間が当然かかりますし、その分は価格に反映されるため、全て良いことばかりとは言えません。また、価格が上がって購入意欲が削がれるような事態は、メーカー側も避けたいはず。

 互換性はあって困ることはなく、欲しがる人も多い機能のひとつです。しかしそれは、価格面の影響が小さければの話でもあります。ユーザーの要望を取り入れつつ、妥当な価格に抑えることができるのか。それとも、苦渋の決断で互換機能を外すのか。個人的には、希望も込めて互換機能の搭載を願っています。

●これまでの低価格路線は維持できるのか
「スイッチ後継機」への要望は、性能面はもちろんですが、同じくらい関心度が高いのは「価格」です。PlayStation系やXbox系は、パワフルなゲームも遊べるようにハイスペックを目指す方向で進化しており、そのため価格も高めで推移し、今では6万円前後まで上がりました。

 任天堂の据え置きゲーム機も徐々に値が上がってきましたが、スーパーファミコンからWiiまでは2万5千円前後で抑え、Wii Uのプレミアム版で3万円を突破。スイッチも通常モデルは3万円強を維持し、後発の有機ELモデルも4万円には届いていません。

 スペックの向上を中心に進化したライバル機とは異なり、購入しやすい低価格路線と独自性の高い機能(リモコン型コントローラー、モニターの標準装備、携帯可能な据え置き機等)を目出した任天堂の戦略は、これまでに十分以上の成果を遂げました。

 こうした歩みがあるため、「スイッチ後継機」にも買いやすい価格が求められています。しかし、価格を抑えれば抑えるほど、要望として上がっている「基本性能の向上」が望めなくなります。

 さらに、携帯性を活かすならモニターの標準装備、ソフト資産を活かすなら互換機能の搭載と、開発や生産のコストがかかる要素はいくつもあります。要望の全てを叶えるなら価格はどんどん上がり、価格を抑えるなら性能は低下する──当然の話ながら、非常に悩ましい問題です。

「スイッチ後継機」は400ドルになるのでは、といった予想が出ていますが、これを円に換算すると(1ドル145円で計算)5万8千円になります。現在望まれるゲーム機の性能を踏まえると妥当な価格ですが、同時に「高い」という印象を受けるのも事実です。

 これまでの任天堂は、単なるスペック競争には参加しないスタンスを取ってきました。この路線は、おそらく「スイッチ後継機」でも同様でしょう。一方で、性能の向上も必須かつ急務なので、一定の水準を目指すのも間違いありません。

 その上で、どのラインを落としどころにするのか。これは完全な憶測に過ぎませんが、普及促進を考えれば4万円前後、どれだけ上げても5万円に届かないラインを目指すものと個人的に見ています。5万8千円は、少なくとも日本のゲームファンには少々高すぎる価格です。

 ただし円安の影響を考慮し、日本向けの価格のみ抑える可能性はありますが、海外向けとの差額が大きくなると転売目的での購入が増えるので、それも悩ましいところと言えます。

「スイッチ後継機」の発表自体がまだですが、いずれ何らかの形で登場するのは間違いないでしょう。今回取り上げたようなユーザー側の要望や願いは、どれだけ叶えられるのか。気になる価格面も含め、注目が集まります。


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任天堂はスイッチの有機EL版で売れゆきを試していた可能性があって、好調に推移していることから多分スイッチ2は39800円で出ると予想しますね。3DSのロンチが2万5000円で大失敗した教訓もありますね。

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