ポリフォニー・デジタルの山内一典社長は、『グランツーリスモ7』を『成功』と評す、その指針としているものとは?としていて、売り上げデータを非公開にしているため、何がそのキーになるのかという話ですね。
ポリフォニー・デジタルの山内一典社長は、『グランツーリスモ7』を『成功』と評した。
ソニーは、2022年3月に発売されたPS4およびPS5用レーシングゲームの販売本数を明らかにしていない。
GTPlanetが出席したラウンドテーブル・インタビューで、売上やプレイヤーのデータが公開されていないことについて質問されたシリーズ生みの親である山内は、本作の発売以来、ユーザーのエンゲージメントは強いと述べました。
『グランツーリスモ7』は成功を収め、発売以来、本当に多くのアクティブユーザーを維持することができました。これは、他のタイトルにはない『グランツーリスモ』独自のものです。
また山内氏は、過去最大と銘打った先月の『スペックII』アップデートのリリースが、プレイヤー数の大幅な増加を促したと述べています。
『スペックIIアップデートを実施したところ、アクティブユーザー数がそれまでの2倍に跳ね上がりました。ゲーム業界ではかなり珍しいことだと聞いています。』
このアップデートでは、新車、レイクルイーズのスノーサーキット、全プラットフォームでの新たなチャレンジとイベントが導入された。
また、4人プレイの画面分割カウチモードや、ソフィー(AIドライバーエージェント)統合のクイックレースも追加され、いずれもPS5でのみ利用可能です。
『グランツーリスモ7』のメタスコアは87点(PS5)、82点(PS4)だが、マイクロトランザクションの使用に対する強い批判に直面し、サーバーに大きな問題が発生するなど、発売当初は不安定な立ち上がりとなったため、レビュー集計サイトではソニー史上最低のユーザースコア(2.3点)を記録している。
ソニーによると、『グランツーリスモ』フランチャイズは1997年に発売され、2022年11月時点で9,000万本を突破している。
販売本数を明かしていないので、どの程度の成功かは不透明ですが、売り上げ的なものよりエンゲージメントを重視しているとの事で、そこでの指針を大事にしているようですね。