EDGE #367に掲載されたインタビューで、『エルデンリング』ディレクターの宮崎英高氏が、2022年の期待作のひとつであるオープンワールドアクションRPGについて大いに語るとしていて、今年を締めくくるニュースになるかですね。
EDGE #367に掲載されたインタビューで、『エルデンリング』ディレクターの宮崎英高氏が、2022年の期待作のひとつであるオープンワールドアクションRPGについて大いに語ってくれた。
まず、『エルデンンリング』の制作において、主にどのような影響を受けたのかが語られました。トールキンの大作との比較はタイトルだけでも容易に想像がつくが、宮崎氏はムアコックの小説『永遠の覇者』シリーズ（メルニボネのエルリックを主人公としたゲーム化も予定）を挙げており、あまり目立たない。
エルデンリングに大きな影響を与えたインスピレーションをひとつ挙げるのは難しいですね。『ロード・オブ・ザ・リング』、マイケル・ムアコックの小説『永遠のチャンピオン』シリーズ、『ルーン・クエスト』などの卓上RPGの側面など、さまざまな形で創作活動に影響を与えた作品がたくさんあります。これらの作品から、エルデンリングの開発に影響を与えたモチーフやテーマを拾い上げることができたのです。
続いて宮崎氏は、インタビューの大部分を『氷と炎の歌』の作者であるジョージ・R・R・マーティンとの創作活動についての話に費やした。GRRMが創り出した神話は『常にインスピレーションと原動力の源』であり、DARK SOULSシリーズから『最大の出発点』であるため、新鮮なものを作り上げることができたと述べています。
エルデンリングのディレクターは、他のフロム・ソフトウェアの開発者とともにGRRMの故郷を訪れ、有名な作家と面会したと述べています。年齢差はあるものの、宮崎氏はマーティン氏を旧友のように思うようになり、同じようにファンタジーの世界に情熱を注いでいる人と仕事ができることに感激したそうです。
また、宮崎氏は、マーティンがエルデンリングの神話だけを担当した理由も明かした。フロム・ソフトウェアは、ストーリーやゲーム内のテキストを直接手がけると、かえって作家の創造性が制限されると考えたようだ。その結果、親子関係などのキャラクター同士のつながりが主なテーマとなった。
雑誌の表紙を飾ったのは、この記事で紹介しているエルデンリングのキャラクター、ゴドフリである。宮崎氏は、このキャラクターが物語の中で大きな存在感を持ち、ゲームの世界そのものを表していると説明し、彼についての多くの詳細を明らかにした。
ジョージ・マーティンと話しているときに、ボスのアートワークやストーリーの核となるキャラクターについて、テーマやアイディアがありました。また、神話を書く際に、ゲーム以前の古代神話に登場するドラマチックなヒーローたちを作ってほしいとお願いしました。このようなドラマチックなヒーローは、これまでのタイトルにはあまり登場しなかったので、その神秘性やヒーロー性をどう表現してくれるのか、とても魅力的でした。ゴッドフリーはそれを具現化したような存在です。彼はこのゲームの主要人物の一人です。エルデンリングのプレイヤーキャラクターの動機のひとつは、エルデンロードになることです。『狭間の地』に旅して、次のエルデンロードになることです。
黄金同盟の最盛期には2人のエルデンロードが存在し、ゴッドフリーはその最初のエルデンロードでした。彼は最初のエルデンロードで、これまで公開してきた伝承の一部で詳しく紹介されているエターナルクイーン、マリカと結婚していました。そして、この時代の壮大で豊かな時代を代表する存在でした。彼は当時のエルデンリングと『狭間の地』の素晴らしさをすべて表現しています。やがて彼は『狭間の地』から追放された。彼自身は変色してしまい、変色した者--プレイヤー・キャラクターと深い絆で結ばれている。ゴッドフリーは彼らの長い歴史と闘争を体現しているのです。彼は、プレイヤーキャラクターの象徴であり、プレイヤーとの深いつながり、つまり、かつては輝いていたものが、今は汚されて落ちぶれたことを象徴しています。
『エルデンリング』は、2022年2月25日にPC、PlayStation 4、PlayStation 5、Xbox One、Xbox Series S|X向けに発売されます。宮崎氏は、1ヶ月という短い納期についても触れ、『エルダーリング』最終版の自由度が当初予定していたものを上回ったため、デバッグと品質保証に多くの時間が必要になったと述べています。
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色々な濃い話をしていて、ゲームがより楽しみになるのは間違いないですね。今や世界中にファンのいるフロムソフトのゲームですから楽しみですね。