バイオハザードのプロデューサー小林裕幸氏が、NetEaseと共同で新スタジオを設立を正式発表、『世界中に感動を与える』オリジナルIPの創造を目指すとしていて、ネットイースで再出発ということで、どんな抱負を述べているかですね。
バイオハザードのプロデューサー小林裕幸氏が、NetEaseと共同で新スタジオを設立しました。
『GPTRACK50』と名付けられたこのスタジオは、ゲームだけでなく、映画やエンターテイメントシリーズなど、『世界中に感動を与える』オリジナルIPの創造を目指します。
社長に就任する小林氏は、バイオハザードの実写版やCGアニメーションシリーズをはじめ、バイオハザード、ディノクライシス、ドラゴンズドグマ、デビルメイクライなどのゲーム制作に携わってきた。
小林氏は、『投資や共同開発の経験が豊富なNetEase Gamesは、高品質のゲームやエンターテインメントプロジェクトを開発する上で、非常に信頼できるビジネスパートナーだと考えています』と述べています。
『私とチームの開発実績や価値観を理解してくれるNetEaseのサポートとリスペクトを受けながら、世界中のユーザーに満足していただけるような、よりオリジナル性の高い良質なコンテンツ制作を目指し、より強力なチームを作っていきたいと思います。』
小林氏は8月にカプコンを退社し、ネットイーズに入社することを発表しています。
年明けには、龍が如くの生みの親である名越稔洋氏もネットイースに移籍しています。
小林氏はIGNに対し、『カプコンでは様々なタイトルに携わりましたが、新しいチャレンジがしたかったのです』と語っています。
『もちろん、カプコンが新しいことに挑戦させてくれなかったわけではありませんが、会社が大きくなった今、私が1995年に新入社員として入社した時とは状況が違います。今は全てに承認が必要で、許可が下りるまでに時間がかかります。私は、新しい体験を新鮮なうちに提供したいタイプのクリエイターで、それを可能にするために自分のスタジオを作ろうと考えていました』と述べました。
また、同スタジオの第1作目がどのような作品になるかを示唆し、グローバルにアピールする作品になることを確認しました。
『長年、カプコンでアクションゲームを作ってきた私が、アドベンチャーゲームやデートシミュレーションを作るとしたら、ちょっと変な感じでしょう?』
『とはいえ、私もカプコンでやってきたことと全く同じことをしたいわけではありません。自分の得意分野と、ネットイースでできることをミックスして、面白いアクションゲームを作りたいと思います。』『NetEaseはモバイルゲームやオンラインゲームで知られていますが、私はコンソールやPC市場向けの開発を続けたいと考えています』と述べています。
1年に1本しかゲームをしないような人に手を伸ばす必要はないと思っています。『もちろん、カジュアルなプレイヤーをターゲットにしたゲームはたくさんありますが、最初のプロジェクトでは、真剣にゲームに打ち込んでいる、よりコアなユーザーに向けて新しい体験を作りたいと考えています。誰でも楽しめるというよりは、どんなゲーマーに楽しんでもらえるかを明確にしたいのです。もちろん、潜在的なプレイヤーを排除するわけではありませんし、誰でも挑戦してくれれば嬉しいのですが、よりシリアスなタイプのゲーマーがメインターゲットであることは間違いないです。』
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今年の8月にカプコンを退社済みとしていて、ネットイースで勝負をしたいと指摘していますね。名越スタジオと同じくコンソールゲーム機で、ゲームを日頃からプレイしている人がターゲットのようですね。