Baldur's Gate 3はBAFTAゲームアワードで大成功を収め、そのスピーチで、開発者は使い捨てではないとアピールへ
Baldur's Gate 3はBAFTAゲームアワードで大成功を収め、そのスピーチで、開発者は使い捨てではないとアピールへとしていて、これは声を大にして言いたい内容だったのは明白であって、この機会に訴えたものですね。
Baldur's Gate 3はBAFTAゲームアワードで大成功を収め、最優秀ゲーム賞だけでなく、最優秀音楽賞、最優秀シナリオ賞、最優秀プレイヤーズチョイス賞まで受賞した。プレイヤーズ・チョイスの受賞について、CRPGのパブリッシング・ディレクターであるMichael Douse氏は、『開発者は使い捨ての資産ではないという事実を証明するものだ 』と語っている。
授賞式後に感想を投稿したDouse氏は、EE Players' Choiceの受賞を『私たちが何か正しいことをしている、何か心に響くことをしているということを示唆する最も意味のあるもの』と呼んでいる。彼はこう付け加えた。『同業者からの評価は常にありがたいが、選手からの評価はまた違う。皆さんは私たちの観客であり、究極的には私たちを最も理解してくれている人たちなのです』。
授賞式そのものについて、Michael Douse氏は、Baldur's Gate 3チームの全員をステージに詰め込むことは『科学的に非現実的』であっただろうと指摘する。ラリアン・スタジオのみんなは、あなたがこれまでに出会った中で最も意欲的で、野心的で、混沌としている人たちです。それではまた次回！』
『デベロッパーは使い捨ての資産ではない。開発者は使い捨ての資産ではないという証しである。その理想主義的な意欲と組織的な知識こそが、偉大なゲームが作られる方法なのです。開発者を大切にし、安易な利益のために見捨ててはいけない。』
ゲーム業界が直面し続ける問題を考えると、Michael Douse氏の言葉は特にタイムリーだ。2月だけでも、EAとソニー・インタラクティブエンタテインメントで数百人規模の人員削減計画が明らかになった。その他にも、クランチ文化や燃え尽き症候群をめぐる懸念が絶えず、CRPGのベテランであるJosh Sawyer氏は最近、後者を 『ゲーム業界の主な危険 』と呼んでいる。
『Baldur's Gate 3』の成功については、BAFTA Game Awardsでの『Best Game』受賞が信じられないほど注目すべきことで、これはCRPGがThe Game Awards始まって以来、5つの主要なGame of the Year賞をすべて受賞した初のゲームとなったことを意味する。参考までに、BAFTA、The Game Awards、Golden Joysticks、Game Developers Choice Awards、DICE Awardsでこれらの大賞を獲得しており、これは『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』、『エルデンリング』、『ゴッド・オブ・ウォー』（2018）がいずれも惜しくも逃した偉業である。
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ゲーム開発者は使い捨てではないと訴えていて、まさにタイムリーな話題といえそうですね。その辺は特にリストラが横行している昨今にあってチームが如何に結束して作り上げたかというものですね。