世界中でゲーム業界の再編、リストラが加速している中、SIEグループもその一員に加わり、従業員の9％に当たる900名を解雇へ
世界中でゲーム業界の再編、リストラが加速している中、SIEグループもその一員に加わり、従業員の9％に当たる900名を解雇へとしていて、ジムライアン氏が声明を出しており、どのような判断を経てそのような結果になったのかですね。
2024年も始まってまだ2カ月しか経っていないが、ゲーム業界にとってはすでに残酷な1年となっている。多くの企業が大量解雇に見舞われ、業界全体で数千人もの雇用が削減された。プレイステーションは、悲しいことに、この増え続ける心配すべきリストに加わってしまった。
ソニー・インタラクティブエンタテインメントは、従業員の約8％にあたる約900人を解雇すると発表した。来月末に退任するプレイステーションのCEO、ジム・ライアンは、同社の公式サイトに掲載されたメッセージの中で、『我々の成功の一翼を担ってきた信じられないほど才能豊かな人々であり、彼らの貢献に非常に感謝している。しかし、業界は大きく変化しており、私たちは将来を見据えてビジネスの準備を整える必要があります。我々は、開発者とゲーマーの期待に応え、ゲームにおける未来のテクノロジーを推進し続ける必要があるため、最高のゲーム体験をコミュニティに提供し続けるための準備を確実にするために、一歩を踏み出しました。』
ライアン氏はまた、本日未明にPlayStationのスタッフに送信した社内メールのコピーを共有し、会社の差し迫ったリストラ計画とその影響について知らせました。
『できるだけ頻繁にビジネスに関する最新情報を提供することが重要です。今日、私は悲しい知らせを書きます。経済状況の変化、製品の開発・流通・発売方法の変化、そしてこの急速に変化する業界において組織が将来に対応できるようにすることについて、ここ数ヶ月の話し合いを通じて、厳しい決断は避けられないという結論に達しました。リーダーシップ・チームと私は、事業再編という信じられないほど困難な決断を下しましたが、これには遺憾ながら、当社の成功に貢献してきた非常に優秀な人材に影響を与える人員削減も含まれています。』
『数カ月にわたって慎重に検討し、何度もリーダーシップで話し合った結果、事業を継続的に成長させ、会社を発展させるためには、変化が必要であることが明らかになりました。私たちは一歩引いて事業を全体的に見渡し、会社の長期的な持続可能性と地域社会に可能な限り最高の体験を提供することに重点を置いて前進しなければなりませんでした。目標は、継続的な成功と、ゲーマーの皆様やクリエイターの皆様が当社に期待する体験をお届けする能力を確保するために、リソースを効率化することです。』
レイオフの影響を受けるのは、ノーティドッグ、インソムニアックゲームズ、ゲリラ、ファイヤースプライトなど、PlayStationのファーストパーティスタジオです。また、SIEロンドンスタジオは完全に閉鎖される予定だ。
ソニーは先日、PS5が2023年12月31日時点で全世界で5,480万台を販売したと発表した。同社は今年度末までに同ゲーム機の出荷台数を2100万台と見込んでおり、同年度中の目標台数には400万台届かない。このニュースを受け、ソニーの株価は最近100億ドル下落し、アナリストもプレイステーションの営業利益率がほぼ10年ぶりの低水準となる6％に達する懸念を挙げている。
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SIEグループもついにリストラへとしていて、業績が好調ならリストラをしない訳で、かなり無理が来ている可能性がありますね。マイクロソフトのリストラとは違い、元いたスタッフを解雇しますから今後どうなるか？