ゲーム情報&ブログ2.0

家庭用コンシューマーゲーム情報ブログ。任天堂、ソニー、マイクロソフト満遍なく取り扱っています。

スポンサードリンク

昨今のゲーム事情に欠かせない、コントローラー高すぎ問題は何故起こっているのかを読み解く



昨今のゲーム事情に欠かせない、コントローラー高すぎ問題は何故起こっているのかを読み解くとしていて、ゲームキューブコントローラーは2200円だったとしていて、今と昔ではコントローラーの違いが何処にあるのかという所ですね。


毎日楽しくゲームをしている筆者ですが、ふんわりと不安に思っていることがあります。昨年発売され、大きなブームとなっている『ストリートファイター6』。筆者もドハマりして、すでに500時間以上プレイしています。格闘ゲームはコントローラーを酷使します。ほかのゲームとは比べ物にならないぐらいボタンをたくさん押しますし、力だって入ります。このままだと故障するかもしれないし、もうひとつコントローラー欲しいな、と思います。

 でも、今のゲームハードのコントローラーってすごく高いんですよね。

 PlayStation 5のDualSense ワイヤレスコントローラー (デュアルセンス)は、2023年10月18日に値上げがされています。ホワイトとミッドナイト ブラックが9480円(税込)、コズミック レッドなどの他のカラーは9980円(税込)となっており、コントローラー1個の価格が約1万円なのです。

 Nintendo Switchは、Joy-Con(L)(R)が8228円。デュアルセンスよりはまだ安くなってはいるものの、家族や兄弟と一緒に遊ぶなど、複数のコントローラーが欲しくなるシーンの多いハードですから、「コントローラー高いな」と感じる人は少なくないでしょう。

 筆者も実際、4人家族で小学生の子供がふたりいるため、Nintendo SwitchのJoy-ConやNintendo Switch Proコントローラーを複数購入しているため、高いなあと思わざるを得ません。しかも、そのせっかく買ったコントローラーは何度か故障もしています。スティックを触っていないのに、ゲーム上では動いてしまう現象、これは「ドリフト」と呼ばれ、多くのユーザーを悩ませています。海外では集団訴訟にまで発展し、任天堂が無償修理対応をしている地域もあります。

ゲームのコントローラーは昔からこんなに高かったのでしょうか? そんなことはありません。例えば、NINTENDO64の別売りコントローラーである「コントローラ ブロス」は2500円(税別)でした。現在も任天堂が販売している「ニンテンドー ゲームキューブ コントローラ」は2200円(税別)です。これくらいならお手頃価格ですよね。

 では、なぜデュアルセンスやJoy-Conはこれらの4倍もの価格になっているのか。物価が高騰しているからだとも言えるかもしれませんが、より大きな理由として機能性が全く違うからだと考えられるでしょう。まず、ワイヤレスです。それからバッテリー内蔵、振動機能、ジャイロセンサーや加速度センサー。Joy-Conにはamiiboを読み取るためのNFCや、IRカメラなども入っています。デュアルセンスには、タッチパッドや、トリガーの押し込みの重さでゲームの演出を盛り上げるアダプティブトリガーも。

 ちなみに前述の「ニンテンドー ゲームキューブ コントローラ」には振動機能はありますが、Joy-Conについている複雑で繊細な振動を表現する「HD振動」ではありません。

 エンターテイメントの宿命として、飽きられたら終わりですから、新しくて面白くて、エキサイティングなゲーム体験を求めて次々と新しい機能を追加していった結果、高価になってしまったようです。

●Nintendo Switchの次世代機は大丈夫?
 さて、そうなると気になるのはNintendo Switchの次世代機です。Nintendo Switchは2017年3月の発売。もうすぐ丸7年が経過し、8年目に突入しようというところ。ゲームハードの交代サイクルはこれまででいえば6年程度、Nintendo Switchはすでに非常に長い間現役を続けているハードといえます。

 新ハードに関する公式発表は一切ないものの、「これまでのハードよりも高くなるのでは?」とユーザー間では声もあがっています。任天堂ハードにおいてコントローラーは重要なポジションにあり、これまでのハードでも新しくて独特な機能を搭載したものが多く発売されました。3Dスティックを搭載したNINTENDO64 コントローラー、モーションコントローラーの先駆けとなったWiiリモコン、タッチパネルが付いたWii U GamePad。本体から分離したり、ふたつがひとつに合体、さらには左右を別々にひとつのコントローラーとして使えるなど、Joy-Conもとても個性的です。

 今度はどんな驚きが待っているのか、ワクワクします。でも、価格抑え目で壊れにくいコントローラーだったら嬉しい、そんな風にも思ってしまいます。


関連リンク



昨今のコントローラー高すぎ問題はワイヤレス化、高機能化が背景にあって、PS2コントローラーのようなシンプルだった時代が懐かしいですね。PS5本体の7分の1の値段がコントローラー代ですからね。

 [ゲーム]ゲーム情報記事

スポンサードリンク