任天堂の青沼英二氏と藤林秀麿氏は、Polygonとのインタビューで、ゼルダの未来への興奮と、常にファンを喜ばせるという目標などを語るとしていて、すでに始まっているであろうスイッチ2版ゼルダはどのようなものを目指すのかですね。
『ゼルダの伝説』シリーズは任天堂にとって常に重要な位置を占めてきたが、Switchではまったく新しいレベルに到達した。『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』はシリーズにとって大きな飛躍の瞬間となり、数百万人、数千万人の新規プレイヤーを獲得するのに貢献したが、『テアーズ オブ ザ キングダム』もその勢いを引き継いでいる。間違いなく、ゼルダのフランチャイズは今、最大の成功を収めている。
Switchは『ゼルダの伝説』の次の時代への道を切り開いたが、『ティアーズ オブ ザ キングダム』の発売をもって、Switchでの『ゼルダ』ゲーム本編はすべて出尽くした感がある。任天堂は間違いなく新しいハードを用意しているはずで、それはつまり、長く続いているフランチャイズに新しいチャンスがあるということだ。
任天堂の青沼英二氏と藤林秀麿氏は、Polygonとのインタビューで、ゼルダの未来への興奮と、常にファンを喜ばせるという目標、そしてソーシャルメディアなどを通じてプレイヤーの喜びを見ることがモチベーションになっていることを語った。両氏のコメントは以下の引用で見ることができる。
これはSwitchのライフサイクルに限ったことではないと思いますが、私は任天堂に長く勤めている人間なので、ゲーム機の世代交代に何度も立ち会ってきました。そのような時は、常に『新しいことは何ができるか？何ができるようになるのか？どんな新しいテーマを探求できるのか？だから、過去にこだわるよりも、ゲーム機が変わったときのほうが、別れを惜しむ気持ちよりも、ワクワクする気持ちのほうが大きいんだ。ワクワクするのです。何が新しくできるようになるのかということです。』
長い間シリーズに携わってきたプロデューサーとして、このフランチャイズがずっと続いてきたことはある種の奇跡だと思う。しかし、それは私自身のおかげではなく、本当に才能ある人々に囲まれたチームのおかげです。彼らと一緒に仕事をし、ゲームについてのアイデアを話し合うことができたことが、このシリーズを続けてこられた要因だと思う。未来がどうなるかはまだわかりませんが、一緒に成し遂げられる変化にワクワクしています。だから、チームと一緒に仕事をするこのプロセスを続けていくことを楽しみにしています。（青沼英二）
あなたは以前の質問で、『将来について何がエキサイティングか 』と言っていましたね。ゼルダのチームは、プレイヤーがゲームをプレイしているときの興奮や喜びを実際に感じるのが好きな人たちでいっぱいです。そして、ソーシャルメディアの世界では、プレイヤーが与えてくれる興奮の感覚は、プレイヤーの反応を直接フィードできる環境にあり、ほとんど直接的なパイプラインになっています。そういう環境が今ある。そしてそれはまた、次のステップを考えようとする私たちのモチベーションを支え、直接的に与えてくれるものだと思う。次に何をしたいのか？そして、『このフランチャイズはどうやって今のようになったのか？』という話をするとき、私はその一端を担っていると思う。次のステップを作りたいという信じられないようなモチベーションが、その一因だと思います。（藤林秀麿）
藤林さんがおっしゃったように、私たちの原動力は、ゲームをプレイしている人たちの喜びを目の当たりにして、その人たちが何をヒントに、何を喜んでいるのかを知ることだと思います。そして、そのプロセスを繰り返して、もう一度その感覚を味わいたい、この先どんなものを作るにしても、私たちの思いを受け止めて、もう一度ファンの反応を得たい、喜んでもらいたいと願っているのだと思います。藤林さんがおっしゃったように、今はソーシャルメディアがあることで、それをダイレクトに見ることができる。とはいえ、期待されていることを知り、過去にファンを喜ばせた経験があるからこそ、その期待を裏切らないようにしたい。ファンを失望させたくない。ファンを失望させたくないというモチベーションを保ちながら、ファンの期待に応え、ファンを喜ばせようとする仕事を楽しんでいる。そして、最近のゲームでは、その良いサイクルに着地できたと思いますし、このようなプロセスを今後も続けていくことをとても楽しみにしています。（青沼英二）
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ゲームを作る上で次にどんな事が出来るのかというのと、ゲーマーの期待を裏切らないものを作りたいという意思が大事だとしていますね。オープンワールドゼルダが主流ですが、以前のゼルダも熱望されていますね。