ユービーアイソフト・トロントが発表した十数件の新たな求人情報によって明らかになったところによると、ファークライの新作が制作中を示唆へとしていて、その辺はどのような推測が成り立っているのかという話ですね。
ユービーアイソフト・トロントが発表した十数件の新たな求人情報によって明らかになったところによると、ファークライの新作が制作中だという。カナダの同スタジオは12年の歴史の中で、Tom Clancy's Splinter Cell: BlacklistとFar Cryの前2作を含む5本のゲームを完成させた。
ユービーアイソフトは2012年以降、7本のファークライゲームを発表しているが、このシリーズは近年勢いを失い始めているようだ。この傾向は、『ファークライ6』がフランチャイズのメインライン作品の中で最も低評価だったことからも明らかだ。その名声の低下を受けてシリーズをリブートしたかったのか、それとも他の理由があったのか、ゲーム大手はついに『ファークライ6』のリリース後、このフランチャイズに息抜きを提供することを決めた。
とはいえ、ユービーアイソフト・トロントは現在、シリーズの新作に照準を合わせているようで、未発表のファークライ・プロジェクトに関する15件の募集広告を出したばかりだ。今度のゲームがメインラインではない可能性もあるが、ユービーアイソフトのファークライのスピンオフ作品はこれまでモントリオールスタジオが担当しており、トロント支社はファークライ5以降のナンバリング作品を担当していた。
最近公開された求人情報の内容からは、ゲームそのものに関する実質的なことは何もわからないが、このタイトルがまだ活発に開発されていないことは示唆されている。というのも、ユービーアイソフトが現在募集している関連職種の半数以上が、部門リーダーやディレクターの募集であり、プロジェクトがまだ初期段階にあることを示しているからだ。これは2023年3月にリークされた『ファークライ7』はまだ開発が始まっていないという情報とも一致する。
LinkedInの公開データによると、ユービーアイソフト・トロントの従業員数は現在520人を超えている。しかし、同スタジオのファークライチームの現在の規模は不明だ。『ファークライ6』に携わっていた開発者の何人かは、ユービーアイソフト・トロントで同じく制作中の『スプリンターセル』リメイクに移った可能性が高い。そのような状況を考えると、この謎に包まれたファークライプロジェクトがすぐに公式発表される可能性は低いだろう。
ちなみに、『ファークライ6』がプリプロダクションを開始したのは2016年頃で、『ファークライ5』が発売される2年も前のことだ。このゲームは最終的に2020年7月に発表され、15ヶ月後に発売された。ユービーアイソフト・トロントもファークライ6のデビューに先駆けて別のプロジェクトに着手していたが、そのゲームは結局、前述のスプリンターセルのリメイクとなった。AAAタイトルの開発サイクルもここ10年で顕著に長くなっており、『ファークライ7』がすぐに日の目を見る可能性はさらに低くなっている。
推測の域を出るほど情報はある訳ではなく、憶測に近い部分がありますが、作っているだろうという賭けをした場合、当たっているであろうというものですね。しかしいつ出るかは不明ですね。