ストレンジャー・オブ・パラダイス ファイナルファンタジー・オリジンは、初代ファイナルファンタジーと同じ世界を共有して、共通点も多い事が明らかにとしていて、その辺を深く語っているようですね。
ストレンジャー・オブ・パラダイス ファイナルファンタジー・オリジンは、スクウェア・エニックスの人気フランチャイズのスピンオフ作品として、『Nioh』スタジオのTeam Ninjaが開発した『Souls』的なアクションRPGを約束されています。これだけでも十分刺激的なエレベーターピッチだが、初代ファイナルファンタジーと同じ世界を舞台にし、あの名作と多くの共通点を持つという事実が、このゲームをより魅力的なものにしているのだ。PlayStation Blogで公開された最近のブログでは、本作の開発チームのメンバーが、2つのゲームにどれだけの共通点があるのか、具体的に説明しています。
興味深いことに、プロデューサーの藤原氏は、本作を『ファイナルファンタジー1の別バージョン』と呼んでいる。Stranger of Paradiseのストーリーで最も興味深い要素の1つは、ジャックが最終的にファイナルファンタジー1の主な敵役であるガーランドになることで、今度のアクションRPGでは 『このかつて勇敢だった英雄が、なぜここまで落ちぶれたのか』が明らかにされるそうです。
藤原氏は『初期のファイナルファンタジーには多くの悪役が登場しますが、その背景が描かれることはあまりありませんでした。』
『良い敵役というのは、なぜ悪役になったのかという理由が明確であるべきだと考えているので、ガーランドのそういう部分を掘り下げていくのも面白いかなと思いました。』
『ファイナルファンタジー1』では、ゲーム開始時から闇を抱えた騎士として登場しますが、なぜそのような道に進んだのか、ストーリーは詳しく描かれていません。そこで、『ストレンジャー オブ パラダイス ファイナルファンタジー オリジン』では、なぜガーランドがそうなったのか、ひとつの可能性として描くことで、原作のストーリーをさらに広げられるのではないかと考えました。
『ストレンジャー オブ パラダイス ファイナルファンタジー オリジン』のストーリーは、『ファイナルファンタジー1』の『もうひとつの物語』であり、原作と並行して展開するパラレルワールドの物語と考えるとわかりやすいかもしれません。
また、本作のディレクターであるTeam Ninjaの隈部氏は、その中心的な物語の前提がゲームプレイにどのように影響するかを説明しました。彼はこう言っています。『ジャックがガーランドになるまでの道のりがストーリーの根幹となるため、他のファイナルファンタジーの主人公にはない破壊的な衝動をコアコンセプトとし、様々なアクション要素に変換することにしました。』
『コンセプトとして最初に打ち出したのは『ソウルバースト』です。当初はもっとグロい演出を考えていたのですが、その爽快感とファイナルファンタジーらしい美しさを両立させるために、最終的には結晶化ビジュアルを採用しました。』
『さらに、『ディシディア』シリーズのガーランドは『ソウルオブカオス』という能力を持っており、戦い続けることでより強くなっていきます。』
『ストレンジャー オブ パラダイス』は、他にも初代『ファイナルファンタジー』との共通点があるそうです。例えば、『ファイナルファンタジー1』ではコーネリアの北の橋を渡ることが重要なポイントでしたが、『ストレンジャー オブ パラダイス』ではジャックとその仲間たちが同じ橋を渡ることから旅が始まります。そこから先は、オリジナル版と同様にプラボカの町へと導かれ、ここで再び海賊の一団を相手にすることになる。例えば、『ファイナルファンタジー1』とは異なり、プラボカの海賊団は自分たちの拠点を別に持っている。
海賊のビッケ船長以外にも、コーネリア王やサラ姫など、『ファイナルファンタジー1』から登場するキャラクターが登場します。コーネリア王家には、ジェイン王妃やミア王妃など、新キャラクターも登場します。
また、おなじみの敵も登場します。『ファイナルファンタジー1』で登場した四魔神の一人、風の魔神ティアマトは、『ストレンジャー オブ パラダイス ファイナルファンタジー オリジン』でも戦うことになる敵で、『より堂々とした姿になる』らしいです。
『ストレンジャー オブ パラダイス ファイナルファンタジー オリジン』は、PS5、Xbox Series X/S、PS4、Xbox One、PC向けに2022年3月18日に発売されます。
関連リンク
ファイナルファンタジー1との比較がされていて、それら様々な対象があるとしていますね。その辺は1を記憶している人ならより楽しめそうですね。