国内の家庭用ゲーム市場はスイッチの反動で前年度比2.8%減となっているとした日経記事が掲載中。それだけ1年目のスイッチフィーバーは凄かったというもののようで、2年目も後半は絶好調でしたから、それでも届かなかったようですね。
ゲーム情報誌「週刊ファミ通」を発行するGzブレイン(東京・中央)によると、2018年の国内家庭用ゲームの市場規模は前年比2.7%減の4343億円だった。13年から16年までの市場は3年連続で縮小したが、17年は任天堂の「ニンテンドースイッチ」がけん引し、4464億円に大幅拡大。反動で18年は再び縮小に転じた。
分野別にみると、ソフト市場は同8.2%増の2642億円だった。最も販売本数が多かったカプコンの「モンスターハンター:ワールド」はダウンロード販売が全体の3割近くを占め、大幅に寄与した。
ソフト市場の規模にはパッケージソフトのほかダウンロードや追加課金などのオンライン決済分が含まれる。ソフト市場は2年連続で前年比でプラスになった。19年も「キングダムハーツ3」など人気タイトルが登場しており、市場の動向に注目が集まる。
ゲーム機のハード市場は1700億円で同15.9%減と大幅縮小した。「スイッチ」が好調だった17年の反動による減少で、Gzブレインは依然として高い水準で推移していると分析している。
Gzブレインはあわせて18年のソフト販売本数ランキングを発表した。1位は「モンスターハンター:ワールド」(カプコン)。2位は任天堂の「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」で、12月の発売ながら、3週間程度で200万本に到達し、「スイッチ」本体の販売も押し上げた。
・・・としていて、ハード市場が大幅縮小したということで、やはりスイッチの反動があったと指摘されていますね。それでも18年はモンスターハンターワールドやスマブラなど、大人気になっている作品もありますから、それらで巻き返した意味合いもあって、今年はどうなるかちょっと読めないですね。
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