『ファミ通がリニューアルした際、ゲームソフト販売ランキングにハードウェアが除外された件について、ニンテンドースイッチが好調で、PS4が追い上げられていたのを憂慮したからかというコラム記事』が掲載中。
ファミ通がリニューアルした際、ゲームソフト販売ランキングにハードウェアが除外された件について、ニンテンドースイッチが好調で、PS4が追い上げられていたのを憂慮したからかというコラム記事が掲載中。逆なら続けていたでしょうね。
ファミ通がウェブ全体を大幅リニューアルしたのは数日前のことで、初日から数日間ネットが重い状態が続き、不具合も発生していた中、それらが解消して、普通に閲覧できるようになって記事が見やすくなり、そして、検索もしやすくなったという点では評価ができるものになっていますが、しかし、ちょっとした疑念があるのが、きょう公開された、ファミ通のゲームソフト売り上げランキングにて、ソフトウェアの販売本数を30位まで見やすく修正されていたまではよかったんですが、肝心のハードウェア販売台数がカットされ、省略されてしまい、見ることができなくなった点にあります。
PS4が780万台、ニンテンドースイッチが730万台と迫られてきていて、いつ逆転するかというのを見たかったんですが、それを遮るように掲載を取りやめたという形をとったファミ通はプレ通に改名してはいいのではないかと感じた次第です。
ハード台数を見せなくしたのはそれだけではない、ゲーム売り上げ全体像をわかりづらくするという意味合いもあって、携帯ゲーム機のPSVITAが販売を取りやめることを公表しているため、携帯ゲーム機の市場も実質3DSのみが残ることを意味していました。そして、毎週100台程度と寂しい数字だったXBOXOneのハード売り上げの今後の在り方も見れなくなってしまい、なんらかの配慮があったのかどうかといえそうです。
実際にここで見なくても4ゲーマー、メディアクリエイトで乗るので、知ることができなくなったという意味合いは薄いので、そこが追随すると困りますが、それはないみたいなので、あくまでもファミ通では見せないよという趣旨になっています。
なぜ今になってそのような形をとったのかは理由も、目的も、削除した理由も、動機も全く示されておらず、ただ当たり前のようになかったことにしているので、PS4人気が雑誌を支えているファミ通が、PS4がニンテンドースイッチに抜かれる瞬間を見られることを憂慮した気がしてなりません。
結局は、4ゲーマーが一番早いタイミングで発表するので、そこで少なくても今年中には逆転されるでしょう。そして、それがPS5の発表のアナウンスとどう被るかというところまで読める部分だと感じます。メディア統制で見せなくするというのは今の時代錯誤的なものであり、ソニーに有益に働くときのみ掲載する意味合いに受け取れるのは自分だけではないはずです。
雑誌の人気、ファミ通ウェブの読者層などもきっちりと統計を取った上での決断だったというのが真相でしょうから、今後、PS5が絶好調で売り上げががんがん売れた場合、復活させるかもしれませんが、その可能性は今のところ絵に描いた餅にしかならないので、復活の青写真は見れないものであり、スイッチが1000万台到達とかマイルストーンがあった場合、任天堂がオフィシャルで発表するでしょうから、そういう意味では、ハード売り上げを削除した意味は薄れると思います。しかし、ある意味大本営が思い切ったことをやったなぁという感じさせる出来事といえて、ゲーム売り上げは今後も4ゲーマーを頼りにすることになりそうです。