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『実は名作だったファミコン『バンゲリングベイ』は何故クソゲーというレッテルを貼られてしまったのか?という記事』が掲載中。

実は名作だったファミコン『バンゲリングベイ』は何故クソゲーというレッテルを貼られてしまったのか?という記事が掲載中。RTS要素のある戦略ゲーで時代を先取りしていた作品でしたね。


『バンゲリングベイ』はなぜクソゲーと評価されるようになったのか

こうしてファミコン版『バンゲリングベイ』は生まれましたが、当時のゲーム少年たちはプレイしてその難しさにコントローラを投げ捨てます。難しさに加え、2コンのマイクに「ハドソ~ン」と叫ぶヘンテコなCMも『バンゲリングベイ』はヘンなゲームという認識を植えつけるのに一役買いました。

ファミコンゲーム誌『ファミリーコンピュータMagazine』の1991年5月10日号特別付では、『バンゲリングベイ』について「ヘリを操作して、空母を守りながらマップ上にある工場を爆撃してゆく。自機はダメージ制。非常に面倒くさい操作だ。マニア向けだろう」と紹介しています。

しかし、ファミコンを遊ぶ人の中にマニアはいなかった。

当時ファミコンで遊ぶのはぼくら小学生男子が中心。ハドソンがコロコロコミックとタイアップして『バンゲリングベイ』を盛大にプッシュしたことも相まって、期待度MAXなぼくらは、まんまとその難しさに辟易したわけです。

上下左右縦横無尽にヘリをラジコン操作しながら、広いマップ上のどこにあるかわからない敵の工場を探してみつけたら爆撃、そのうちに空母がピンチになったら救援に向かわなければならないし、そんなことしてたら燃料切れで墜落。

なんやねんこれ?つまんな。クソゲーだクソゲーだワッショイワッショイ!となったのは自然なことだったのかも知れません。


『バンゲリングベイ』のすごさ

しかし、『バンゲリングベイ』はクソゲーとして祭り上げていいゲームではありません。


『バンゲリングベイ』の素晴らしさを書くぜ!

スリリングなリアルタイム性


時間が経つと、「敵戦艦建造中」と画面に出てきます。これが出てきたらなるべく早く戦艦を作っているドックを探し出して破壊しなければヤバいのです。

もし破壊できなければ戦艦は敵地の海にポツンと浮かんでいる我が空母に向けて出航し徐々に徐々に空母に接近します。到着すると当然我が空母は沈められ、敵地に残った自分は相当の苦戦が強いられることになります。

工場破壊の任務の傍ら空母の救出に向かうこともままならない中、時間が経つごとに徐々に近づく戦艦の恐怖を味わうのはなかなかスリリングです。

また、敵工場は1発の爆撃で破壊できるポイントがあるのですが、そこに浮遊しているヘリをピッタリ止めるのはなかなかの難しさ。まごまごしていると敵機が救援にやってくるので、あせるあせる。

『バンゲリングベイ』は、刻一刻とリアルタイムに変わる戦況の中で、敵地で孤軍奮闘する男のロマンを堪能できるゲームと言えましょう。

凝った要素


また、『バンゲリングベイ』には変なこだわりが随所に見られます。

もし敵の救援によって工場を破壊しそびれてしまったら、工場は修復して前よりも耐久度を増して復活します。なんてことだ!時間をかければかけるほど敵は強力になっていきますが、工場の数を減らしていくと敵が弱体化していくのも何だかリアルです。

時間の概念が攻略のしやすさを左右するのはなかなか斬新ですよね。こんな面白い要素は、今どきのゲームでもなかなかお目にかかれません。

どうです?ちょっと面白そうだと思いませんか?
オッサンになったあの頃のゲーム少年は是非一度遊んでみよう!


上記のように、『バンゲリングベイ』は今見てもかなり斬新なゲームです。今ならば、面白く遊べるのではないでしょうか。

あの頃難しかったラジコン操作だって、『バイオハザード』などの3D空間をグリグリ動くゲームを通ったぼくらには何の問題もありません。

奥深い戦略性とリアルタイム性、これは今現在のゲームに求めてる人も多いのでは?

『バンゲリングベイ』は、あのころクソゲーというレッテルを貼ってしまったぼくらオッサンの世代こそが今遊んで再評価すべきゲームなのです。

ゲームフリークなどのレトロゲームが動くハードが出てきた今、こういったゲームはドシドシ遊んでほしいものです。


・・・としていて、悲運な名作といえるもので、ゲーム性を良く理解されなかった作品として有名になりますね。なにやっていいかわからん、クソゲーという汚名がずっと残ったままなのは如何ともしがたいものでありますが、この後にも先にもこのゲームが他の機種やゲーム化がされたこともないので、埋もれてしまった感はありますね。

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