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桜井氏のゲームへの紹介とも呼べるトレーラーの在り方について、自身の考えとユーザーの求める声が一致するアプローチを唱える、その内容とは?



桜井氏のゲームへの紹介とも呼べるトレーラーの在り方について、自身の考えとユーザーの求める声が一致するアプローチを唱える、その内容とは?としていて、どのような発言をしていて、そして、効果的なもとは?ですね。


ゲームのプロモーション動画をめぐる著名人の発信が話題を呼んでいる。

 「トレーラーとは本来、どのような目的で作られるものなのか」。2023年末に界隈を賑わせた“あるトピック”とも地続きであるように感じる、同発信に込められたメッセージ。インターネットを通じて誰もが情報に触れられる時代の、制作者/ユーザーのあり方を考える。

■「ゲーム画面なしのトレーラーはあり得ない」桜井政博氏の発信が拡散され、ネットミーム化

 注目を浴びているのは、「星のカービィ」シリーズ、「大乱闘スマッシュブラザーズ」シリーズの生みの親として知られるゲームデザイナーの桜井政博氏が投稿した動画だ。同氏は1月30日、自身のYouTubeチャンネル「桜井政博のゲーム作るには」に「ゲーム画面を見せてくれ! 【広報】」と名付けられたコンテンツを投稿。「トレーラーにおいて、実際のゲーム画面を見せることはとても重要」「トレーラーの早い段階で、ゲーム画面を見せるべき」などと、ゲームのプロモーション動画にまつわる持論を展開した。

 特に新規IPやインディーでは、「すぐにゲーム画面を見せた方がいい」と強調。注目されるシリーズ作や著名な制作者の作品では、例外的にティザー(見せる情報をしぼって、期待感をあおる広告手法)のような見せ方も有効だとする一方で、「宣伝のためのトレーラーでゲーム画面を後回しにするのは、ユーザーのためになっていない」「迅速に本筋を見せるほうが、制作側にとって得である」との考えを示した。

 こうした主張に視聴者からは共感の声が殺到。世界中に波及し、ネットミームのように扱われ始めている。Xでは動画の一部を切り取ったスクリーンショットに実例となるようなトレーラーを添付し、揶揄するポストも相次いだ。

■2023年末に界隈を賑わせた“あるトピック”を桜井氏の提言から考える

 振り返ると、ここ最近のゲームカルチャーでは、桜井氏がNGとする構成/展開を持つプロモーション動画が珍しくない。本来、プロモーション動画はユーザーへの訴求のためにあるはずだが、実際には制作側の“自己顕示欲”を満たすためかのように利用されるケースが増えている現状がある。このような動向は、ゲームに根源的な面白さを求めるユーザー側、技術的な高度さを盛り込みたがる制作側という構図にも似たところがある。良好な関係性を構築することが商業的成功につながりやすいゲームの分野であるからこそ、こうしたすれ違いは致命的とも言える。

 たとえば、よくあるのは、世界観や舞台設定の説明が延々と続くもの、参加したクリエイターの名前を紹介している箇所が大部分であるものなどだ。そのタイトルの購入を決めているユーザーにとっては、もちろんそれらも魅力的な情報のひとつではあるのだが、視聴したことをきっかけに、それ以外の層の購買意欲が掻き立てられるかと言われれば、実際のゲーム画面ほどの効果はないといったところだろうか。

 とはいえ、上記の例はまだ、小さいながらもユーザーにメリットをもたらすものであるため、そこまで目くじらを立てる必要はないのかもしれない。本当に問題視されるべきは、雰囲気重視のムービーのみで構成されているプロモーション動画だろう。これらのなかには、実際のプレイでは体験することのない“偽の情報”が含まれている場合さえある。厳密にはユーザーを騙す意図がなかったとしても、結果的にユーザーを騙して売上を伸ばしている面があることに、制作側は自覚的であってほしい。

 2023年12月には、こうしたトレンドを背景にした騒動も起こっている。業界動向に詳しい人ならば、界隈を賑わせた“あるトピック”に思い当たるはずだ。それは『The Day Before』をめぐる発売元の返金対応、開発元の閉鎖、販売停止である。

 2021年1月にその存在が明らかとなった同タイトルは、あらかじめ発表されていたゲーム性、グラフィックの美しさなどから期待作として注目されていたが、同年12月8日にスタートしたアーリーアクセス直後から不満の声が殺到。Steamプラットフォーム上で歴代ワースト10に入るという掌返しを受けた。ユーザーの言い分は、「事前に公表されていた、もしくはトレーラーから想像できたゲーム内容と実際の出来があまりにも乖離している」「バグだらけでまともにプレイできない」といったものだった。

 このうち、後者に関しては、ゲーム業界で時々見受けられるすれ違いのケースだが、一方で、前者のようなパターンは極めて珍しい。開発発表時に公開されたトレーラーには、まさかそれが偽物であるとは到底思えない、詳細なゲームプレイの様子が収められていた。しかしながら、アーリーアクセス開始の約半年前に配信された最新のオフィシャルトレーラーには、まったくゲームプレイの様子が含まれておらず、このことが結果として「詐欺まがい」ともされた一連の騒動の始点となった形だ。

 桜井氏の提案するようなゲームのプロモーション動画は、このような事態を避けるためにも必要なのだろう。私たちは『The Day Before』の騒動から、(まさしく新規IPやインディー発のタイトルにおいては)最新の発信にゲーム画面が盛り込まれていることの重要性を学んだはずだ。

 そして、おそらく今後も、こうした“グレー”なプロモーション動画を目にする機会が少なからずあるだろう。そのときには桜井氏の提言を思い出してほしい。健全な市場を形成するためには、制作側が矜持や倫理観、消費者目線を持ち合わせることと同等に、ユーザー側の審美眼も大切となってくる。今回、桜井氏が投稿した動画には、双方への提起が含まれているような気がした。


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桜井氏のこの発言はある意味一石を投じる意味合いがありそうですね。トレーラーを作るためにわざわざそのために作業するよりゲーム画面を見せたほうがよっぽど効果的だという主張ですよね。

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