サマーゲームフェスタでお披露目になった『ソニックスーパースターズ』はセガ内作ではなく、キャラクターデザインを担当していた大島氏率いるアーゼストで100%開発されている事が飯塚氏によって明らかに

サマーゲームフェスタでお披露目になった『ソニックスーパースターズ』はセガ内作ではなく、キャラクターデザインを担当していた大島氏率いるアーゼストで100%開発されている事が飯塚氏によって明らかに
セガの新しいソニックゲームは、マスコットの原作者である大島直人氏が経営する日本のスタジオ、アーゼストによって開発されると、VGCが明らかにしました。
大島氏は、ソニックのデザインとフランチャイズ初期のゲームのアート提供者として知られており、『ソニック・スーパースターズ』で20年以上ぶりにシリーズに復帰することになります。
ソニックチームのボスである飯塚隆氏は、土曜日に開催されたSummer Game Festのインタビューで、当初は2017年の『ソニックマニア』を監督した開発者のChristian Whitehead氏と再びコラボレーションするつもりだったが、計画が頓挫してしまったと述べています。
そこで飯塚氏は、90年代に初代『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』などを手がけた大島氏に、『ヘイ!ピクミン』や『ヨッシーズ・ニューアイランド』などのタイトル開発で知られる開発チームで、次の2Dゲームを指揮することを打診した。
ソニックマニアの開発者であるHeadcannon氏とChristian Whitehead氏は関わっていないことを飯塚は確認した。
『ソニックマニア "を作っていて、ゲームが完成し、クリスが終わったとき、クリスやチームと、次に作る2Dゲームはどうあるべきかという話をしたんだ』と説明した。
『チーム間でいくつかのコンセプトやアイデアを出し合ったのですが、プロジェクトをキックオフすることができませんでした。それで、クリスとチームと一緒にしばらく姿を消したんだ。』
『僕は昔の同僚とたくさん友達になっていて、大島さんと『一緒にソニックのゲームを作ろうよ、興味あるかな』という話をしていたんだ。彼は『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』の原作者なので、彼の会社であるアーゼストがソニックのゲームに携わることに興味があるのではないかという話になったのです』
『クリス 』や『チーム 』のアイデアもあったが、頓挫してしまったというわけだ。『ソニック・スーパースターズ』は本当にすべてアーゼストが開発していますが、日本のソニックチームはデザインやその他のいくつかの要素で協力しています。アーゼストと大島さんは100%開発者です。』
飯塚氏は、大島氏がオリジナルのソニックゲームに携わった貴重な経験を持つことから、大島氏のチームを信頼できると考えていると説明した。大島はソニックのキャラクターデザインを担当したことで知られているが、実はレベルデザインも数多く手がけていることはあまり知られていないと飯塚氏は言う。
大島さんの持ち味は、『ソニック1』や『ソニックCD』で培ったクラシックソニックの経験です。真のクラシックソニックを作る方法を理解している。
『大島さんは、ソニックのキャラクターを描いて終わり、と思っている人が多いようです。しかし、彼は『ソニック1』では、キャラクターを描くだけでなく、レベルデザインも担当していたのです。ソニック1のレベルデザインもやっていたので、ソニックのゲーム作りの経験があるんです』。
さらに、飯塚氏は、ソニック3の作曲家である瀬上純氏がスーパースターズの音声を担当することを明らかにした。
『ソニックの名作に携わった人で、今も残っている人というと、そのごく一部の人たちだけで、積極的にゲームを作っている人はあまりいないんです。』
『しかし、私と大島さん、そして3人目はセガの瀬上純さんで、昔『ソニック3』の音楽を担当されていました。彼は、『ソニック・スーパースターズ』の開発にも参加しています。瀬上純さんはこのゲームの音楽監督で、クラシックゲームのようなサウンドにすることにとても力を入れています。』
セガの社内チームと協力して、クラシックなソニックの雰囲気の音楽を作っていますし、『ソニックマニア』を手伝ってくれたTee Lopesのような外部のチームとも協力しています。
『ソニック・スーパースターズ』は、ソニック、テイルス、ナックルズ、エイミー・ローズのいずれかを操作でき、ソニックゲームでは初めて、最大4人までの協力プレイもサポートされる予定です。
セガ内作ではないだろうなと思っていたんですが、まさかのアーゼストということで、大島氏のスタジオで作っていたとしていますね。過去には3DSのピクミンなども手掛けていたんですね。