Marvel's Midnight SunsやXCOMシリーズのディレクターを務めたJake Solomon氏は、今年開発会社のFiraxisを退社した後、自身のスタジオを設立する意向であることを明らかに
Marvel's Midnight SunsやXCOMシリーズのディレクターを務めたJake Solomon氏は、今年開発会社のFiraxisを退社した後、自身のスタジオを設立する意向であることを明らかにとしていて、何故会社を立ち上げたのかという所から話が始まりますね。
Marvel's Midnight SunsやXCOMシリーズのディレクターを務めたJake Solomon氏は、今年開発会社のFiraxisを退社した後、自身のスタジオを設立する意向であることを明らかにしました。
また、同デザイナーは、現在『この分野でこれ以上言うことはない』と感じているため、ターンベースストラテジーゲームをもう作らない可能性が高いと語っています。
Jake Solomon氏は先月、23年間勤めた2Kスタジオからの退社を発表しています。
当時は、ゲームデザイナーの計画がどうなっているかは明らかではありませんでした。しかし、ジャーナリストのサイモン・パーキン氏のポッドキャスト『My Perfect Console』の新エピソードで、Jake Solomon氏は新会社を設立し、これまでとは異なる種類の戦略ゲームに取り組む意向を確認しました。
『Marvel's Midnight Suns』を作った後、『またターンベースのストラテジーゲームを作ろうと思うんだけど、ワクワクするかな』と考えてみたんです。その理由は、このジャンルが素晴らしくないからではなく、私が人生を費やしてきた場所でもあるからなのですが、この分野でこれ以上語ることがないと感じたのです。
『もし、この作品を作っていなかったら、私はどうなっていただろう?もし、Firaxisでターンベースのストラテジーゲームを作っていなかったら?デザイナーとして興奮することは他にもありますし、新しいことを始めるというアイデアは、私にとって本当にエキサイティングなものでした。』
『会社が変わる 』ということは、『自分も変わるべきかも 』と考えるチャンスなんだと気づきました。シド(マイヤー)は複数の会社を立ち上げていたので、もし自分が会社を立ち上げるとしたら・・・まったく新しいことをやって、それを完全にコントロールできるような気がして、それは自分にとってあまりにもエキサイティングだった。』
Jake Solomon氏は新しいスタジオを正式に発表していませんが、デザイナーはボルチモアを拠点とする会社の資金調達と正式名称の登録を進めているところだとParkinに話しています。
どんなゲームを作りたいかと聞かれたXCOMのディレクターは、他のターン制ストラテジーゲームではなく、シミュレーションタイトルを作りそうだと答えた。
『私の意図は、もし誰かがそのための資金を与えてくれるなら、地元に自分のスタジオを開き、新しい種類のゲームを作ることだ 』と彼は言った。『自分の経験値からあまり離れられない。クリエイティブ・ディレクターでありながら、実はシステム・デザイナーでもあるのです。』
『クリエイティブ・ディレクターとしてゲームを作っていますが、実は、ゲームのシステムをたくさんデザインすることになるんです。『ミッドナイトサンズ』でも、素晴らしいデザイナーがいたのですが、結局、個々のヒーローや敵、その能力などをデザインしてしまって・・・。』
『システムデザイン 』が重要なので、システムベースのゲームを作りたい。ターン制のストラテジーにはならないと思いますが・・・ライフシミュレーターというか、シミュレーション風のゲームを作りたいですね。それが計画です。』
Jake Solomon氏がボルチモアに本拠を置くFiraxisを去ったのは、同じく20年以上デベロッパーに在籍していたスタジオヘッドのSteve Martin氏の退社と同時だった。この退社は、Marvel's Midnight Sunsの発売が期待外れだったことに続くものだが、両者に関連があるかどうかは明らかではない。
Midnight Suns』は批評的には好評だったが、発売後1ヶ月で全バージョンが大幅値引きされ、パブリッシャーが商業的パフォーマンスに失望していたことがうかがえる。
最近発表されたデータによると、Midnight Sunsは、2022年にイギリスで最も売れたゲーム100本のリストに入ることができなかった。
テイクツーのCEOStrauss Zelnick氏は最近、ブルームバーグに対し、『リリースウィンドウが完璧でなかった可能性はある』としながらも、Firaxis Gamesの他のタイトルと同様に、Midnight Sunsも長期的に売れる可能性があると信じていると述べた。
やはり商業的失敗から身を引いた可能性は否定できないですね。これを転機と考えた可能性は大きく、新たなチャレンジをしていく姿勢を見せていますね。