『メトロイドプライム』の制作に元々携わっていた開発者たちが、今月発売されるリマスターのクレジットから省かれていることを批判へとしていて、表示する強制力がないとしており、その辺は配慮があるかどうかですね。
『メトロイドプライム』の制作に元々携わっていた開発者たちが、今月発売されるリマスターのクレジットから省かれていることを批判しています。
ゲームキューブの『メトロイドプライム』と『メトロイドプライム2』でシニアゲームプレイエンジニアを務めたZoid Kirsch氏は、先週発売された『メトロイドプライム リマスター』のクレジットにオリジナルスタッフが記載されていないことに失望しているとツイートしています。
リマスター版のクレジットには、オリジナルのゲームに携わった全員が記載されているのではなく、『Based on the work of Metroid Prime original Nintendo GameCube and Wii Version development staff 』と書かれた1枚の画面があるだけです。
Kirsch氏は、『多くのスタジオがリマスターで素晴らしい仕事をした一方で、Metroid Primeのリマスターがオリジナルのゲームのクレジットを完全に含んでいないことに失望している』と書いている。
『私はこのゲームで多くの素晴らしい人たちと一緒に働きました。リマスターにはこんな一枚のカードではなく、全員の名前が収録されるべきです。』
そして、『メトロイドプライム1・2』のテクニカルリードエンジニア、『メトロイドプライム3』のプリンシパルエンジニアを務めたJack Mathews氏が援護射撃した。
『これは茶番だ』とMathews氏は書いている。『私の信用だけでなく(私のコードのほとんどは置き換えられただろうが)、マークHH、スティーブマクレア、アップレズされたすべてのアートとコンセプト、ゲームデザインなど、コードと仕事がほとんど変更されていない人たちに対してです。情けない。』
ビデオゲームにおける開発者のクレジットを適切に表示する問題は現在も続いており、多くの企業がクリエイターのクレジットを適切に表示していないと批判している。
国際ゲーム開発者協会(IDGA)のガイドライン以上の規制はなく、強制力もないため、ゲーム開発者は、クレジットをどのように、どこで、どのように入れるかについて、事実上雇用者の言いなりになっています。
IGDAのガイドラインでは、30日間(または5%)ゲームの開発に携わった人は誰でもクレジットされなければならないと勧告しています。
この決断はレトロと複数のスタジオで作られた人たちが決めたのか、任天堂が決めたのかという話になってきそうですね。最近よく表面化する話題なので、どのように取り扱うかですね。