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EUの反対にもかかわらず、欧州最大の業界団体のひとつがMicrosoft Activision Blizzardの合併に賛成を表明へ



EUの反対にもかかわらず、欧州最大の業界団体のひとつがMicrosoft Activision Blizzardの合併に賛成を表明へとしていて、反対の声が高らかに響く中で賛成した訳とは?という所になってきそうですね。


EUの反対にもかかわらず、欧州最大の業界団体のひとつがMicrosoft Activision Blizzardの合併に賛成を表明しています。

Xboxニュース担当のIdle Sloth氏が発見したように、欧州ゲーム開発者連盟(EGDF)が合併に賛成する声明を発表しています。EGDFは『ヨーロッパ22カ国に拠点を置くゲーム開発スタジオを代表する23の国の業界団体を束ねる』もので、2,500以上のゲーム開発スタジオが4万人以上の従業員を抱えているとのことです。

『EGDFは、マイクロソフトによるアクティビジョン・ブリザードの買収を支持します。これは、ゲーム市場の競争に対して、一般的にプラスの影響を与える可能性があり、コンソールゲーム市場やサブスクリプション市場特有の競争に関する限られた懸念事項を上回るからです。さらに、コンソールゲーム市場では、ソニーはプレイステーションプラットフォームで明確に市場をリードしており、マイクロソフトは依然として挑戦者の立場にある。』

EDGFの声明の多くは、合併後も独占ゲームと家庭用ゲーム機販売の両方でソニーとプレイステーションに大きく遅れをとることを確認したマイクロソフト自身の声明と一致しています。しかし、EGDFは『マイクロソフトは反競争的な市場行動をとる能力がある』と指摘し、『しないと言っておきながらゲームを独占してきた』と述べています。これは、合併が進めば、マイクロソフトが少なくとも10年間はCall of Dutyをライバルプラットフォームで出し続けると断言していることと非常に関連があると思われます。

EGDFはまた、マイクロソフトがActivision Blizzard Kingを迎え入れることで、モバイル分野でAppleやGoogleと競争できるようになり、世界有数のゲームパブリッシャーとして中国のハイテク大手Tencentに対抗できるようになるとも述べています。

EGDFの支持を得たとはいえ、この合併によるマイクロソフトの展望は保証されているとは言い難い。欧州では、EU委員会が、EUの期限である4月11日までに合併を承認するためにマイクロソフトが是正しなければならない異議申し立てを発表すると見られている。また、合併を完全に阻止するようなFTCの訴訟もあり、これは裁判になる可能性が高いようだ。


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マイクロソフトに逆風が吹き荒れる中で数少ない光明といえそうですが、いばらの道がまだまだ続くといったところですね。この行方はどうなるのか?

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