
鉄拳を統括するバンダイナムコの原田氏が、PS5やXSXなどが市場に出ている中、その性能面と価格が不釣り合いであり、能力以上に安い価格帯だろうと指摘へとしていて、自分は自作PCとか作らないのでわからないですが、その辺を指摘していますね。
東京ゲームショウ2022にて、バンダイナムコエンターテインメントは、有名な格闘ゲームシリーズの新章として、次世代機とPCをターゲットにした『鉄拳8』を発表しました。
鉄拳フランチャイズリードの原田勝弘氏はその後、IGNのロングインタビューでこのプロジェクトについて語り、PlayStation 5やXboxシリーズS|Xなどの次世代機がPCプラットフォームと比較して価格面で不釣り合いな能力を持っているとも述べています。
こんなに高性能なのに不公平だ・・・私は大のPCゲーマーなんだ。実は、自作PCを作るのが好きなんです。ですから、PCをカスタマイズして、グラフィックやパフォーマンスの面で優位に立ちながらゲームをプレイすることは、私にとって常に経験したいことなのです。ですから、次世代コンソールが、PCを作るのに比べて低価格で、どれだけ高性能なのか、とても驚かされました。だから、あの価格帯で次世代機があれだけの性能を持っているのは不公平だと言ったんです。
なんだか変な発言になってしまいましたが。PS5やXSXなどの次世代機は、ライフサイクルの現時点では確かに価格の割に高性能ですが、それは多かれ少なかれ、コンソールの場合、昔から大体そうでした。例えば、近日発売のGeForce RTX 4090 GPUは、視覚的なトレードオフや制限なしに4K@144Hzのゲームを可能にすると約束されています。
原田氏は、次世代ゲーム機の可能性について語る一方で、アンリアル・エンジン 5についても触れました。鉄拳8は、Epicの最新バージョンを使用する最初の格闘ゲームとなります。ゲーマーはこのニュースに大喜びするかもしれませんが、開発者は異なる見解を持っています。
我々だけでなく、この業界の一般的なデベロッパーの視点からすると、エンドユーザーの印象とは異なります。この新しいUnreal Engine 5が出たときに、一般のユーザーが抱く印象はそんな感じです。しかし、実際には全くそうではありません。継続的なプロセスなのです。もちろん、いきなりUE5でゲーム開発を始めたわけではありません。UE5が発表されたのはかなり前ですが、まだそれ用のゲームは出ていません。
そこで、UE4から始めて、徐々にある要素をUE5に移植していき、その結果も確認していきました。『この部分のグラフィックレベルが大幅に向上したんだ』というように。また、格闘ゲームとして重要なレスポンスタイムなど、他の分野についても、ゲームに移植して、その分野で何が期待できるかを考えてきました。また、Epicと密接に協力して、入力のためにこれらのプロセスのいくつかを最適化する方法を見つけ出しています。
自作PCを作る身にとってはコスパがいいと指摘していますね。2年前に出たハードですから、急激にスペックが入れ替わるゲーミングPCと比べてどうかといえますが、6万でどうかというところですね。