
CD Projektは、サイバーパンク2077に対し、ゲームの状態について意図的に誤解を与えたと主張する投資家から集団訴訟を起こされていたものの、和解交渉に入ったことが確認へとしていて、事態は解決へ向けて動いているようですね。
昨年12月に行われたサイバーパンク2077の発売延期は、多くの批判と反発を受け、CD Projektの歴史における決定的な瞬間として、特に法的な影響をもたらしたことから、当然ながら語り継がれるでしょう。CD Projektは、ゲームの状態について意図的に誤解を与えたと主張する投資家から集団訴訟を起こされましたが、今月初め、CD Projektが和解交渉に入ったことが確認されました。
VGCの報道によれば、このたびその協議が終了したとのことです。CD Projektが発表した声明によると、CD Projektは訴えた投資家グループに対して185万ドル(同社にとっては実質的に雀の涙)の金額を支払い、彼らは 『当社とその経営委員会のメンバーに対するあらゆる請求を放棄する』とのことです。サイバーパンク2077は発売から1ヶ月で全世界で1370万本以上を売り上げており、過去も現在も数々の問題に悩まされているにもかかわらず、すでにどれだけの収益をあげているかはお分かりいただけるかと思います。
CD Projekt REDは、まもなくまたもや多忙な時期を迎えます。『サイバーパンク2077』のアップデートを継続するほか、同作の最初の拡張版にも取り組んでおり、同作と『ウィッチャー3』のPS5版とXbox Series X/S版も2022年に発売される予定となっています。また、新たなAAAプロジェクトの開発も来年に開始する予定です。
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185万ドルで和解へとしており、これ以上の問題は長引かせることなく来年に入る前に決着という流れですね。