
Xbox Series Sは、発売1年目にして、よりパワフルなXbox Series Xをいくつかの主要市場で上回ったと報告としていて、それだけ潜在的な需要があったとみていいのかどうかという話になりますよね。
Xbox Series Sは、発売1年目にして、よりパワフルなXbox Series Xをいくつかの主要市場で上回ったと報告されています。
これはAmpere Analyticsの新しいデータによると、デジタル専用機がよりパワフルなSeriesXを上回っているのは、供給の制約や部品の不足が一因であると推定しています。
Ampereのゲームリサーチディレクターであるピアーズ・ハーディング=ロールズ氏は、『マイクロソフトの2層構造の製品戦略は、シリーズ世代の発売時の大胆な動きであり、部品不足とXbox Series Xの供給制約を背景に、パワーの劣るシリーズSが独自の地位を確立した』と書いています。
Xbox Series Sは、ネイティブ4Kではなく、1440pのゲームをターゲットとした低スペックのゲーム機であるため、300ドル/250ポンドと、500ドル/449ポンドのSeries Xよりも大幅に安くなっています。
Ampereによると、『PlayStation 5』は、ディスク版がデジタル版よりも先行して販売されているのに対し、『Series S』の成功は、Xboxのデジタルゲームの売上に大きな影響を与えているとのことです。
マイクロソフトのゲーム部門責任者であるフィル・スペンサー氏は、以前、コンソール世代を通じ、Xbox Series SがXbox Series Xを上回る販売数になると予想していると述べています。
Ampereは、2021年9月末時点で、『Xbox Series』ファミリーが670万台、『PS5』ファミリーが1,280万台のコンソールを販売したと推定しています。さらに3年が経過したNintendo Switchファミリーは8,970万台を販売しています。
Ampereのデータによると、欧米市場において『プレイステーション5』の供給が改善されたことにより、欧州ではPS5がSwitchを『若干の差』で上回ったとのことです。また、米国では2021年9月に初めてPS5がSwitchを上回ったとのことです。
Ampereのデータによると、2021年7月から9月の間に、ソニー、マイクロソフト、任天堂の3社を合わせた一般ユーザーへの販売台数は910万台に達していますが、これは継続的な在庫の問題によって偏っている可能性が高いと考えられます。
なお、このデータには、10月に発売されたばかりの『Nintendo Switch OLEDモデル』は含まれていません。
ソニーの従来のゲーム機である『PlayStation4』の売上は、予想を上回る速さで減速し始めています。データによると、『Xbox One』ほど深刻な落ち込みではないものの、『PlayStation 3』のライフサイクル中に好調な販売を続けた『PlayStation 2』のような状況にはなりそうにありません。
関連リンク
XSSが売れゆきが予想していたよりよかったみたいですね。その辺はちゃんとポジションを確立できたかどうかというものであって、やはり値段が安いですからそこが魅力ですね。