
ソニーがPSVITAの商用目的で利用される商標が一部海外で取り消されるとしていて、何が引っかかったのかというものになっており、その辺をしっかりと指摘したものですね。
VITAは命を意味しますが、ソニーの携帯機への関心は事実上死んでいるようです。ソニーのプラットフォームホルダーは、VitaのPSストアを閉鎖しようとしましたが、ファンからの反発を受けてその決定を撤回しました。現在、ソニーは『不使用』を理由に『Vita』という言葉の権利の一部を失っているが、これは悲劇的でなければ面白いことだ。
GamesIndustry.bizが報じたように、EU一般裁判所は、ソニーの商標権の一部を取り消す判決を下しました。ゲーム機に関するこの言葉の権利はソニーに残りますが、『プログラムを含むデータキャリア』と『(紙ではない)オーディオおよび/またはイメージキャリア』に対する使用は、他の当事者に開放されます。
これは、Vieta Audioが10年前(携帯型ゲーム機の発売時)に申請したもので、ソニーはPlayStationVitaでも主張を試みましたが、最終的に、少なくとも前述のカテゴリーでは商標を取り消すことになりました。これは、ゲーム機の主な機能がゲームをするためのものであり、マルチメディア機能は二の次であると判断されたためです。
基本的に、EUに拠点を置く企業は、『プログラムを含むデータキャリア』または『オーディオおよび/またはイメージキャリア』に関連する限り、自社のビジネスや製品に『Vita』を使用することができます。
これはソニーの弁護士以外には影響しないと思いますが、ソニーがVitaを徐々に終了させていくことを考えると、ちょっと面白い話ですね。いろいろな意味で時代の先端を行くマシンだっただけに、残念でなりません。
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VITAの商標権が一部失われたとしていて、VITA自体はもう終了したハードなので、ソニーから新作も出ないですし、今後もこの傾向が続きそうですね。