ニンテンドースイッチが発売から4年以上が経ち、Saber Interactiveはアップグレード機が必要かどうかについて言及へとしていて、どのような考えを持っているかといえそうですね。
Switchは発売から4年目を迎え、2022年には強化されたモデルが登場するとの噂もあることから、一部の開発者が任天堂のハイブリッドコンソールに自社のタイトルを投入する際に、何が待ち受けているのかをすでに検討しているのも理解できます。
しかし、Saber InteractiveのDmitry Grigorenko氏は、Saberが今年末に発売する『World War Z』のリードデザイナーを務めていますが、現段階ではより強力なハードウェアの必要性を感じておらず、既存のSwitchのセットアップでできることはまだたくさんあると考えています。
Nintendo Everythingの取材で、Dmitry Grigorenko氏は、『Switch Pro』に求めるものがあるかどうかを尋ねられました。
明らかな答えは、ビルドやパッチサイズの制限が少ない、全体的に優れたハードウェアでしょうが、Switchにはそこまで強力なバージョンが必要だとは思いません。Saber Interactiveをはじめとする多くの才能あるスタジオが、不可能な移植など存在しないことをすでに証明しています。任天堂のゲーム機は、決してハードウェアのためではなく、ゲームプレイの体験を高める何かのためにあったのです。彼らが次に何を考え出すのか、私は待ちきれません。
また、Dmitry Grigorenko氏は、現在のSwitchのシステムでは上限に達したと感じているかという質問にも答えています。
私たちがSwitchでリリースするゲームはどれも、以前よりもハードをプッシュしています。『World War Z』はこれまでのプロジェクトよりも大きな挑戦でしたし、次のプロジェクトもきっと際立ったものになると思いますが、それはすべてゲーム次第です。ゲーム業界では、外から見るととてつもなく複雑に見えることでも、開発中は実は簡単に実装できることがあります。しかし、ほとんどの場合はその逆で、シンプルなものには膨大な時間と労力がかかるものです。Saber Interactiveでは、Switch版のすべての移植において、素晴らしいゲームプレイを提供しつつ、ゲームの外観を美しく保つことで、素晴らしいバランスを実現したと思っています。
『World War Z』は、2019年にPS4、Xbox One、PCで発売され、今年の11月21日にSwitch版が発売される予定です。
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スイッチのスペックをアップグレードを求めないとしていて、その辺は4k対応のスイッチPROは出るのかというものではありますが、既存のスペックで十分だとしていますね。