
スクウェアエニックスは、『トゥームレイダー』の25周年を記念して、発売中止となった『Ascension』の未公開映像を公開へとしていて、一体どんなコンセプトで作られていた作品だったのかというものですね。
スクウェア・エニックスは、『トゥームレイダー』の25周年を記念して、発売中止となった『Ascension』の未公開映像を公開しました。
スクウェア・エニックスは、このゲームの3つの映像を公開しました。非常に初期のプロトタイプのゲームプレイ、コンセプトアート、ブランディングテストが、『初期の探究的なナレーション』作品とともに映し出されています。
スクウェア・エニックスのデジタルブック『Tomb Raider: The Final Hours 』で明らかにされているように、『Ascension』は、2013年にリブートされる 『トゥームレイダー』の当初の計画の一つでした。
下の動画でご覧いただける初期の映像では、2013年のリブート版よりもはるかにダークでホラーをテーマにしたゲームになっており、ララは一連のグロテスクなモンスターに直面しています。
同書によると、ゲームのインスピレーションには『感情豊かなロールプレイングゲーム『ICO』、『バイオハザード』のサバイバルホラー、『ワンダと巨像』のそびえ立つ神話的クリーチャー』などが含まれているという。
この映像では、ララが馬に乗っている場面があり、『ICO』のようにララが少女に付き添うことも想定されていたという。
他にも、初期のコンセプトアートや、初期のボックスアートのデザイン、テストボイスオーバーなどが収録されています。
『You think you know me,』 ナレーションはこうです。『あなたは私を知っていると思っている。イギリスのお姫様で、可愛い顔をしたお金持ちの女の子で、ピカピカの銃を持っていて、体操の才能がある。あなたは私を他の誰かと混同しているようです。』
『私は完璧ではない。防弾少年団でもない。私は闘う。血を流す。私は冷える。迷うこともある。迷うこともある。I know pain. 私は恐怖を知っている。』
『いつの日か、私は伝説になるだろう。戦士であり 英雄であり 略奪者 その前に私は生き残ります。まだ俺を知っていると思うか?考え直せ。』
この本によると、クリスタル・ダイナミクスの開発チームが疑問を持ち始めたため、結局この計画は破棄されたそうです。
ある会議で、チームは『バットマン:アーカム・アサイラム』のようなゲームになるかどうかを自問しました。誰もそうなるとは言わなかったので、『Ascension』は放棄され、よりリアルなリブート作品として、2013年の『トゥームレイダー』となったのです。
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試みとしてはとても面白いものだったようですが、キャンセルされてしまったというものですね。その辺は可能性と考えがあってこそですが、これから先に出てくる新作にも期待したいですね。