
ノーティードッグのコミュニケーションディレクターであるアルネ・マイヤー氏は、同スタジオの副社長に就任、社内の人材管理やキャリア開発の改善を目指すとしていて、その辺はどのようなコメントを発表しているかですね。
ノーティードッグのコミュニケーションディレクターであるアルネ・マイヤー氏は、同スタジオの副社長に就任したことを発表し、(同社の)開発者の幸福」などへのコミットメントを表明する声明を発表しました。マイヤー氏はTwitterで就任を発表し、人材管理やキャリア開発を改善するための短期的および長期的な取り組みをすでに行っていることを明らかにしました。
マイヤー氏は過去数年間、ノーティードッグのコミュニケーション・ディレクターとして、報道機関やメディアと対話し、スタジオの今後のタイトルに関する重要な情報を提供するなど、スタジオの主要な顔のひとつとして活動してきました。『アンチャーテッド』シリーズから『The Last of Us Part II』に至るまで、2009年以来、マイヤー氏は今後のリリースを予告したり、現在開発中のゲームに関する重要な情報を提供してきました。しかし、マイヤー氏の責務には社内コミュニケーションも含まれており、新副社長が就任すると『拡大』することになると述べています。
具体的には、マイヤー氏はLinkedInの別の投稿で、リーダーシップチームが 『スタジオの文化、人材、組織的な慣習に焦点を当てた、(その)開発者の未来と幸福のためのイニシアチブ 』に注力すると述べています。
私がリーダーシップチームと一緒に行っている仕事には、スタジオの文化、人材、組織的慣行に焦点を当てた、開発者の将来と幸福のための取り組みが含まれています。この分野では、ここ数年ですでに、ピープルマネージャーへのコーチングを倍増させたり、キャリア開発のためのプランを策定するなどの取り組みを行っています。さらに短期的、長期的な取り組みもすでに始まっています。
私は、信じられないほど聡明で優れた人材が集まったチームの一員であることを誇りに思うとともに、謙虚な気持ちで、これらの重点分野を前進させ、並外れて重要なゲームを作りたいと願う開発者にとって、当スタジオが最高の場所であり続けることを目指しています。
このコメントは、ノーティードッグが未発表のマルチプレイヤータイトル『The Last of Us』の開発に向けて、開発チームに『より多くの時間』を与えると発表してからわずか1週間後のことです。また、2019年には、『アンチャーテッド4』の開発中に24時間体制のシフトや厳しいクランチ慣行があったことを複数の元社員が語り、同社は非難を浴びました。 スタジオの責任者であるニール・ドラックマン氏とエヴァン・ウェルズ氏は、クランチ慣行に対する『一律の解決策』を警戒していましたが、ノーティードッグの社員の中には、この1年でスタジオのワークカルチャーが大きく変わったと感じている人もいます。
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24時間シフト、残業多発という同社の環境を改善していくのかというものであって、今回の人事はどのような影響力を持つか期待されそうですね。