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モンスターストライクの生みの親岡本氏の奇跡の復活劇前を語る(リライト記事)




モンスターストライクの生みの親岡本氏の奇跡の復活劇前を語る(リライト記事)ゲームリパブリックから負債を抱え、どん底からの復帰となっていて、岡本氏は最後にパズルゲーを作って巻返すため自己破産をしなかったんですよね。


●家賃も光熱費も払えず、優秀な社員から辞めていく

--当時は、かなり苦しい台所事情だったんですか。岡本 「もうダメだよね」という状態の中で、それでも営業をしていたら、バンダイナムコゲームス(現・バンダイナムコエンターテインメント)が拾ってくれました。
バンナムは、ゲームをつくるお金は提供してくれたんですけど、それだけでは会社の借金を返済する余裕はありません。

 そのため、スタッフの給料は据え置き、あるいは減給にせざるを得ませんでした。できたばかりの会社なので若いスタッフが多かったのですが、伸び盛りの若い人たちの給料を抑える、というのは会社としてあり得ない。結果的に、優秀なスタッフ
から抜けていきました。

 優秀なスタッフが抜けた状態で仕事を受けているわけですから、結果も思わしくありません。まわりからは「お前ら、これ、どうにもならんやろ」と言われるのですが、「そうですね」としか答えられない。

 その頃、バンナムでもリストラが始まったりしてお金がなくなってきて、最終的にはバンナムがうちの社員の給料を直接払うというシステムになりました。当時は「事務所の家賃も払えないです」と言っても、「(払わなくても)6カ月ぐらいは
追い出されないから大丈夫だ」と言われるような状況でした。

--かなり壮絶ですね。

岡本 「とりあえず給料だけは払うから、モノを完成させてくれ」となるのですが、経費も光熱費も家賃も未払いの状態でしたから、もう沈むしかないんですよ。僕はとにかく借金をしてでもゲームソフトを完成させることしか考えていなかったですね。

--05年には、Xbox 360(マイクロソフト)専用のパーティーゲーム「エブリパーティ」という、ある意味で伝説的なセールスの作品を開発しました。

岡本 正直、あのゲームは僕がつくったといわれるのは不本意ですね(笑)。あのゲームはもともと、ハドソンとマイクロソフトがつくっていたのですが、企画と絵の出来が悪かったので、最後にうちが開発の手伝いをしただけなんです。

 それで、マイクロソフトに「デザイナーのギャラをください」と言ったのですが、「ハドソンに払っています」と言われて、ハドソンからは「描き直し分は別の予算だから知らない」となりました。

 結局「三者、痛み分けで」ということになり、3社が3分の1ずつ負担することになりました。「ちょっと待って。俺のところは何も悪くないのに、なんで泣かなあかんねん」と。最終的には、僕の名前でゲームが出て、世間的には「(売れなかったのは)岡本吉起がダメだったから」ということになっていますね(笑)。

●給料が払えず、社員から罵声を浴びせられる日々

--いろいろと“ババ”を引かされていますね。

岡本 僕は、相当引いていると思いますよ(笑)。でも、自分で会社を経営している時にババを引かされるのは、仕方ないですよね。会社を立ち上げてからは、そんなことの連続でしたが、それは僕の経営が甘いから。もともと、僕は経営ではなく開発畑の人間だし、ある意味でハメやすかったのかもしれませんね。

--会社の末期は、どういう状態だったのですか?

岡本 僕は、ずっと給料がゼロでした。でも、社員は最大320人いたので、僕1人がゼロにしたところで、あまり意味がないんですよ。だから、せめてゲームを完成させたかった。

 この業界は、未完成なモノに携わっていても何もプラスにはなりません。どんなにダメな作品でも、世に出ていれば、グラフィッカーなら「僕は、この絵をやりました」と言えるじゃないですか。それが、再就職につながるかもしれません。

 そんな思いで、個人で借金を背負いながら、沈む船の上でもがいているような状況だったのですが、給料の遅配や未払いが発生すると、スタッフからはものすごい罵声を浴びせられました。

 自分が守ろうとしているものから攻撃を食らうというのはダメージが大きくて、うつ病になってしまいました。2ケタ億円という借金を抱え、「起死回生のチャンスなんて、もう一生ないんだろうな」と思いながら、沈んでいったのです。

--まさに、ドン底というやつですね。

 ゲーム業界の荒波に揉まれ、心身ともに落ちるところまで落ちていた岡本氏。しかし、そんな状況で「モンスト」のヒントをつかみ、再び立ち上がることになる。


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まさにどん底からの起死回生の逆転劇を演じたものになっていて、一度失敗しているのでクレカをしばらく作れなかったというエピソードもありますね。こうした例はほとんど無いだけに貴重な話ですね。

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